日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

アートへの支援が生み出す不思議。パトロンでモテる

2010.04.22 THU

モテリーマン

OLちゃんはモテリーマンと街を行くと、不思議なできごとに遭遇する。たとえばそれは、おおよそタトゥーとピアスとレザーで構成されているような男。ハッと気づいたようにふたりを見て、明確な意思をもって近づいてくる。5メートル、3メートル…えーっ! 襲われる、という刹那、タトゥ田ピア男くん、軽く会釈。視線の先には軽く右手を挙げて応えるモテリーマン――なぜ!? このタトゥ田くんは誰!? ていうか、あなたは何者!?
路傍のアヴァンギャルドな書家が立ち上がってペコリ。はたまたビーボーイ的な若者が複雑なブラザー同士の握手を求めてくる。ときにはフルートの上手な中国人が手を振る。
何の不思議もない。普段、モテリーマンは彼らにカンパしているのだ。もちろん見返りなど求めていない。街角の才能に惚れ込み、その活動の手助けをしたいと思っているだけ。それはココ・シャネルが、無名だったピカソやジャン・コクトーを支援したかのと同じ。アーティストには後ろ盾が必要なのだ。

※フリーマガジンR25 180号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • いちサラリーマンだもの

    パトロンだ、支援だといったって、生活の面倒を見られるわけではない。でも、週に1回顔を見て、ギターケースやお鉢に1000円ほど投入するぐらいは可能でしょう。それだけで、こんな驚きの瞬間が…!
  • おお、なんという謎の人脈!

    作務衣のオジサン、ヘタウマ書家、モヒカン…ビジネスのフィールドでは知り合えないいろんな人々がモテリーマンに声をかけてくれる。一緒にいるOLちゃんは目を見張る。もちろんそれが目的ではない。活動に共鳴してこそのパトロンなのだ
アートへの支援が生み出す不思議。パトロンでモテる

武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
Shu-Thang Grafix=絵
illustration SHU-THANG GRAFIX

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