英語でシゴトーク!

第1回 英語で名刺交換、どうしたら!?

2010.08.27 FRI

英語でシゴトーク!


日本に比べて英語圏のビジネスマンは名刺の取り扱いがカジュアルで、なかには相手の仕事内容や専門分野などを記載する人も。「日本の丁寧な取り扱い方を気に入る人もいるので、こちらの流儀を見せると話題になることもあります」

英語で名刺交換のお作法



ある日のオフィス勤務中、上司より、「今日これから、得意先のアメリカ人のクリスが、わが社に来る。君にも挨拶してもらう」と、突然の業務命令。考えてみれば、グローバル化が進むいま、日本人の間だけでビジネスが成立するなんて限らない。どんなときでも、英語のコミュニケーションが必要な仕事に直面する場合の備えをしておくのが、必須の時代なのかも。

まずはクリスとのファーストコンタクト、いきなり目が合ったら、どうしたらいい?

「必ず、相手の目をしっかり見据えて微笑みましょう。はにかんですぐに視線を外すのは厳禁!」

と、教えてくれたのは、All Aboutビジネス英会話ガイドで、英語圏のビジネスコミュニケーションに精通する竹村和浩さん。

「日本人同士の場合だと、気恥ずかしさから目を伏せがちですが、この仕草は英語圏ではご法度。初対面の人にはまず、自分に敵意がないことを意志表示するために、目が合ったら視線はそのまま“ニコッ”と微笑むのが常識。アイコンタクトは会話の前の最重要なコミュニケーションです。視線を外すことは“話し合いを拒否している”や“隠し事をしている”という意味にも取られ、第一印象が悪くなり、結果として商談にも影響を与えてしまうこともあります」

アイコンタクトにそんなに深い意味があったなんて驚き。なんとかうまく微笑むことができたら、まずは挨拶を含めた簡単な自己紹介と、握手をするのが基本的な流れだ。 「『Hello.』『Hi.』『Nice to meet you.』などから会話をスタートして、『My name is~』とつなげましょう。握手もしっかり交わすように。日本でのおじぎに相当する、一般的なコミュニケーションです。会話がいち段落したら名刺交換するのが自然。英語で名刺は『Business card』と呼び、『Could I exchange business cards, if you don’t mind?』、“もしよろしければ、名刺交換をさせていただけますか?”と切り出します。渡すとき、受け取るときは必ず両手で。片手だと失礼になるのは全世界共通です」

交換が済んだら、名刺に書かれている部署名などの情報をチェック。営業部は「Sales department」になるなど、代表的な部署の英語表記は事前に確認しておいた方が賢明だ。ところで、名刺交換後、自分の部署の仕事内容について詳しく話していると、クリスが渡したばかりの名刺にボールペンで何やら書き始めるが、ここでムッとしてはいけない。

「日本には“名刺は人なり”という言葉があるように、丁寧に扱うほど良しとされますが、欧米では交換した後は人物インフォメーションが書かれた単なる紙片、という程度。ラフに扱ったり、メモ代わりに使う人もたまにいるので、心に留めておきましょう」

日本の欧米化が進んだとはいえ、名刺交換ひとつで、こんなにも違うのか…。相手の文化と常識を知ることが、英語圏ビジネスマンとうまく付き合っていくための第一歩というわけだ。 英会話について、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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