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ハロウィーンかぼちゃ不足に困った人「来年は畑に水まく」

2010.10.25 MON

まもなくハロウィーンがやってくる(10月31日)。とはいっても、日本人にとってはどう楽しめばよいかが分からないイベントであるのも事実。自治体などがハロウィーンイベントを主催し、徐々に日本でも浸透しつつあるが、実は今年、こうした動きに水をさす出来事があった。「猛暑」である。猛暑と少雨のせいでハロウィーンイベント用のかぼちゃが収穫できなかったのだ。

その影響を受けたのが、埼玉県加須市騎西地区の騎西商工会青年部だ。彼らは「奇彩ハロウィン」というイベントを本来のハロウィーンよりも随分と早い10月3日に企画していた。

だが、このイベント、猛暑・少雨のため、計画の大幅変更を余儀なくされた。それは今年9月、埼玉新聞に掲載された「猛暑でハロウィーン用のかぼちゃ足りず、ハロウィーンイベントピンチ」という記事にも見てとれる。

同イベントでは、スタンプラリーでお菓子を配ったり、仮装コンテストや仮装パレード、そして、本物のかぼちゃをくりぬいて作るランタン作りなど、ハロウィーンづくしのプログラムが企画されていた。だが、同記事でも報じられたとおり、「90本の苗から6個しかかぼちゃが取れなかった」ため、青年部はイベント用にかぼちゃを譲ってくれるよう呼び掛けた。しかしながら、数が集まらなかったために、ランタン作りは中止となり、スタンプラリーと仮装コンテストだけを行うという結果に。こうして、ハロウィーンの盛り上げに冷や水をかけられた形となったわけだ。

ところで、ハロウィーンといえばかぼちゃを顔の形にくりぬき、中にローソクで火をともす「ジャック・オー・ランタン(かぼちゃちょうちん)」がシンボル。そこで、騎西商工会青年部の清水直宏さんにハロウィーンの楽しみ方を聞いてみた。

まずは「ジャック・オー・ランタン」の上手な作り方だが、必要なのはランタン用のオレンジ色のかぼちゃのみ。清水さんは「皮は厚いですが、ペーパーナイフがすっと入るので、実は簡単に作れます。一度、指導を受ければ誰でも作れるようになります。とくにコツはないです」と説明する。購入さえできれば、「ジャック・オー・ランタン」は簡単に作れるようだ。ハロウィーンで使うオレンジ色のかぼちゃを丸ごと1個売っているスーパーはあまり見かけないが、「地方の自治体が行っているかぼちゃコンテストなどで購入できるかも」(清水さん)とのこと。ただし、このコンテストは終わっているものが多いので、来年以降の参考としてほしい。

毎年ハロウィーンの当日は、山手線が外国人のどんちゃん騒ぎとなり、日本人は「蚊帳の外」になりがちだが、清水さんはハロウィーンの楽しみ方については「馴染みがないかもしれませんが、アメリカ人になったつもりで、単純に楽しんでください」と語る。この輸入モノのイベントを、ヘタに躊躇することなく、思いっきり仮装をし、大騒ぎをしよう! ということのようだ。

さて、ここで気になるのは、「奇彩ハロウィン」が来年どうなるのかだ。来年もランタンが作れなかったらイベントが盛り下がるのは必至。清水さんは、「買うと安くても1個3000円はするので、来年も自分たちで作る予定です。通常、畑に水をまくという作業はしないのですが、今年はここまで雨が降らないことを想像できませんでした。来年は自分たちで水を与えることも必要ということも頭に置いて、かぼちゃ作りをしようと思います」と、来年こそ! と雪辱を期している。

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