ビジネスマナー“常識”世論調査

第4回 上司から飲みのお誘い…断っても?

2011.03.08 TUE

ビジネスマナー“常識”世論調査


「飲みニケーション」という言葉を聞く機会も減ったように思われる昨今。しかし、お酒を飲む・飲まないに関わらず、上司とのコミュニケーションが大切なことは変わりません 25~59歳の男女300人を対象にしたアンケートのうち、25~34歳の男性100人を抽出。

上司から飲みのお誘い、みんな断れてるの?



「いや、えっと…今日はちょっと…」いつだってそれは突然やってくる。一日の仕事の終わりも見え、もうボチボチ帰ろうかなんて思っていた矢先、「今日ちょっと一杯どうだ?」。上司からの誘いの言葉。行くべきか、行かざるべきか。断ることは失礼なのか。今こそR25世代に問う。上司からの飲みの誘い、断るのはアリですか?


25~34歳の男性100人に聞いたアンケートによると、上司からの飲みの誘いを断ることに対して、「抵抗なくできる」と答えた人は全体の61%だった。

なんと! 半数以上が「アリ」ではないか! でもきっと、難なく断ることのできる6割の人と、断ることのできない4割の人との間には、数字では見えない大きな溝があるんだろうなぁ。そこで! マナーとしてはどうなのか? この連載で毎回お世話になっている、ビジネス行動学の講師を務める古谷治子先生に聞いてみました。

「これはどちらかが正しいと、ハッキリとは言えませんね」

あらま。連載4回目にして、初めての曖昧な回答。これまでズバッと解決してきた古谷先生でも、やはりこの問いに対する答えは難しいのか。

「『道義的にしてはいけない』ということは決してありません。ですが、『抵抗なくできる』という答えも25歳ぐらいではまだ早い気がします」

断ること自体はマナー違反ではないが、若い世代の「抵抗なく」という姿勢には問題があるということですね。 「せっかくの好意であることはもちろん、社内ではできない話をしたいなど、上司には何か意図があるのかもしれません。ですから断り方には正しいマナーが必要です」

古谷先生によると、正しい「お断りのマナー」には5つの段階があるそう。

感謝と謝罪
理由
代案
代案に対する了承
了承に対する感謝

上記をすべて実践するとこんな感じ。

「お誘いありがとうございます。しかし、本日は申し訳ありませんが所用のため失礼させていただきます。その代わり、明日以降であれば調整できますので、ご都合のよろしい日時はございますか?」「ありがとうございます。ではその日に改めてよろしくお願いいたします」

す…隙が全くない! これなら断られた方もイヤな気分はしないだろう。

かつては「上司と一緒にお酒を飲むことも仕事のうち」なんていう意見も多かった気もするが、最近の20代にはそもそもお酒を飲まない人が増えているという。就業時間外の誘いである以上、断ること自体には何の問題はないのだが、あまりにも簡素に『無理です』と言うのではなく、正しいお断りのマナーを身につけましょう。 ビジネスマナーについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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