ビジネスマナー“常識”世論調査

第11回 仲良しの先輩とタメ口ってアリ?

2011.05.10 TUE

ビジネスマナー“常識”世論調査


「敬語でなくてもよい」派の人も2割ぐらいはいるだろう、との予想を見事に裏切り、結果はなんと過半数! R25世代60人を対象に編集部が調査

どんなに仲が良くても、後輩は先輩に敬語を使うべき?



業界や職種、職場の雰囲気や年齢構成にもよりますが、自分と年齢の近い先輩・後輩と仲良くなること、ありますよね? 職場を離れ、一緒に飲みに行ったり、ゴルフに行ったりするうちに親密さを増し、いつの間にか会社での上下関係を超えた関係性が築かれていく…そんなケースも少なくないようです。

そうなると、つい職場でもその親しさがにじみ出てくるもの。皆さんも、職場で先輩と後輩が仲良さげにタメ口で話しているのを耳にしたことはありませんか? しかし、いくら親しいとはいえ、あくまで先輩は先輩。後輩がタメ口で話すことはマナーとしてアリなのでしょうか?

そこで世論調査! 仲が良い先輩と話すとき、敬語は使うべきですか?

首都圏のR25世代の60人に聞いた調査によると、どんなに仲が良くても「敬語を使うべき」と答えた人は全体の42%、対して「敬語でなくてもよい」と答えた人が58%でした。

数字だけをみるとおよそ半々ですが、その理由やいかに…。

【「敬語を使うべき」派の理由】
・敬語を使わないと風紀が乱れる。(不動産営業/34歳)

・会社内でそこまで仲良くなるなんてありえない。(CM制作/32歳)

・敬語を使わないなんて考えられない。(ITコンサル/31歳) 【「敬語でなくてもよい」派の理由】
・緊張感をもって仕事をするよりも、くだけた方が効率がいいと思う。(システムエンジニア/30歳)

・節度さえわきまえていれば、常に敬語で話す必要はない。(テレビ局/33歳)


絶対に「敬語を使うべき」と強く主張する敬語支持派と、やんわりと「敬語でなくてもよい」と考える非敬語派。これは業種や職種といった職場環境の影響というよりも、かなり個人的な価値観で意見が分かれた模様。

とはいえ、言葉遣いはビジネスマナーの基本中の基本! マナーとして正しいのはどちらなのか? ビジネス行動学の講師を務める古谷治子先生に聞いてみました。

「当然ですが、職場、そしてクライアントや取引先の前では必ず敬語を使いましょう」

やはり勤務中は必ず敬語を使うべきとのこと。当人同士はよくても、周囲の目や常識はそれを許さない場面も多いようです。では敬語でなくでも許される場面はあるのでしょうか?

「仕事を終えたあとのオフタイムでは、その方との関係によって、必ずしも敬語を使う必要はありませんよ」

なるほど。オンとオフの切り替えが大切なんですね。いやはや、あまりにも当たり前の結論ですが、場をわきまえず、その人との関係によって、敬語かタメ口か使い分けている人も多いのでは? 自分たちだけの世界に入ることなく、常に周りの状況や置かれている立場を考えた言葉遣いが大切ということですね。 ビジネスマナーについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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