Tシャツ、デニム、スニーカーは?

アリvs.ナシの境界線はどこ? 「スーパークールビズ」白書

2011.06.16 THU


半袖ワイシャツ、チノパンが「カジュアルの境界線」か。
環境省は5月、状況によってはポロシャツやサンダルなどの着用も認める「スーパークールビズ」を提唱。今夏のいっそうの節電を呼びかけている。

でも、自分の職場で本当にそんな服装が許されるの?と首をかしげる人も多いはず。今回行ったアンケート調査でも、20代の64%が「ポロシャツは許してほしい」と思っているものの、実際に許されている人はわずか35%に過ぎない。「理想と現実」のギャップは大きそうだ。

しかし、調査からは意外な収穫もあった。服装マナーには手厳しいはずの上司世代が、本音ではむしろ20~30代以上にカジュアルな服装を容認したいと思っているようなのだ。たとえば、ポロシャツを「許してほしい」と考える割合は、20~30代が62.5%なのに対し、40~50代は73.5%と、約10ポイントも上回っている。職場で決定権を握っている彼らの本音をうまく引き出すことさえできれば、あなたの職場でもすぐにスーパークールビズを導入できるかもしれない。

ちなみに、20代の半数以上が職場で「許される」と答えた服装は、半袖ワイシャツ(91%)、チノパン(54%)など。逆に、ポロシャツ(35%)、デニム(25%)は「許される」という人が半数に満たず、どうやらこのあたりが現状における「カジュアルの境界線」といえそうだ。

と、ここで素朴な疑問。日本より暑い東南アジアでのクールビズはどうなっているんだろう。現地のビジネス情報に詳しい日本アセアンセンターに話を聞いてみると…。

「大企業以外は、やはりノーネクタイが多いですね。また、ベトナムやタイのように、会議の時だけスーツを着るという国もあります。ちなみに、タイでは数年前に国王の在位60年を祝う黄色いポロシャツが大流行したのをきっかけに、ポロシャツがオフィス着として定着しました」(観光交流部)

いずれにせよ、Tシャツに短パン姿で働いているわけではなさそうだ。つまるところ、服装は臨機応変に、頭は「スーパークール」に…といきたいものですな。
(石原たきび)


  • この服装で働くことに抵抗を感じる?

    短パンにサンダルに抵抗を感じる人が半数以上いる一方で、「感じない」人もある程度いた。まずは、スネ毛の処理からですかね。1都3県、大阪、名古屋の20歳~59歳までの男性会社員あわせて500名にアンケート。グラフはすべて20~29歳のデータ。調査協力/アイリサーチ
  • スーツで耐えられるのは何℃まで?

    ネクタイなしだと、環境省が推奨する室温設定温度の28℃までがトップ。ちなみに、「ネクタイなしなら40℃でもOK」という猛者もいました

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