クルマ社会だと“仕事帰りの一杯”はNG

「ビジネス飲み会」のお国柄

2012.12.06 THU


アメリカ・シカゴではビールが中心。飲み方は、食事は食事、飲むときはバーでとことん、という感じだそう
画像提供/AFLO
今年も忘年会シーズン。日本の企業社会では年末の風物詩だが、海外ではあまり聞かない気も…。そもそも外国のビジネスシーンでは、同僚や取引先と酒を酌み交わす習慣はあるのだろうか? ジェトロ(日本貿易振興機構)に聞いてみた。

まずは、アメリカ・ロサンゼルス(LA)の場合。

「LAでは、ビジネスシーンでお酒を飲むケースはあまりないですね。会議後のレセプションで軽食と軽いアルコールが出るようなケースはありますが、その際はワインかビールなどを1杯程度飲むくらい。ビジネスの場での過度なアルコールはご法度です」

車社会のLAでは、仕事帰りにちょっと1杯というわけにはいかない事情もあるのだとか。

お次は「アペロ」がキーワードだというフランス・パリ。

「アペロとはアペリティフ(食前のお酒)の略ですが、日本のように『仕事仲間と一緒に居酒屋』という習慣がないフランスでは、夕食は家族・友人とするのが一般的。だから、その前に軽~く一杯、仕事帰りに仲間と飲む程度ですね」

続いては、ロシア。ウォッカのイメージが強いが、実際は?

「地方では商談後の夕食、また昼食時でさえもウォッカが供されることがありますが、都市部ではワインやビールに押され気味です。ロシアでの乾杯の言葉は『○○のために』がお決まりで、『健康のために』『ビジネス成功のために』などと言ってショットグラス大のウォッカを空けます」

一方、隣国・中国。大連市出身の中華料理店の店員に聞くと…。

「最初の一杯は一気飲みだけど、あとは普通に飲む感じ。ただ、会計に関しては、中国では誘った人が払うのがお決まり。会社の飲みなら、絶対、会社が払います」

と、会計は独特だが、会社員にとってはありがたい環境。やはり国によって、様々なスタイルがあるんですね。
(青柳直弥/清談社)


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