リーダーシップがポイント?

経営者 家電業界再興を孫氏に期待

2013.03.27 WED


かつて品質、人気、革新性ともに「家電といえば日本!」だった時代があった。なのに、最近の家電業界で勢いのあるトピックの発信元は、もっぱら海外メーカーが中心。対して日本のメーカーからは赤字や工場閉鎖など、残念なニュースばかりが聞こえてくる。とはいえ家電業界は日本経済のけん引役。今も「技術力は世界トップレベル」といわれ、今後の反転攻勢も十分に期待できる。かつてスティーブ・ジョブズがアップルを立て直したように、有能な経営者がリーダーシップを発揮すれば、どの企業も「次のアップル」になる可能性を秘めている。

では、そんな家電業界を立て直すことができる経営者は、誰なのか?

経営者・経営幹部に特化した転職エージェント「リクルートエグゼクティブエージェント」が従業員数100人以上の企業社長クラス(社長・副社長)と、取締役クラス400人を対象に「家電業界を立て直せると思う有名経営者」についてインターネット調査を行ったところ、TOP5は以下のような顔ぶれに。

●家電業界を立て直せると思う有名経営者は?
1位 孫 正義氏:ソフトバンク(41.6%)
2位 稲盛和夫氏:日本航空(41.2%)
3位 柳井 正氏:ファーストリテイリング(23.4%)
4位 三木谷浩史氏:楽天(21%)
5位 原田泳幸氏:日本マクドナルド(14.2%)

トップはやはりというべきか、強烈なリーダーシップでソフトバンクグループを率いる孫氏。ツイッターでの発信力と即断即決のイメージも浸透しており、選ばれた理由でもっとも多かったのも「施策の実行力がありそうだから」(83.2%)という点だった。

続いて、僅差で2番手に上がったのは稲盛氏。京セラやDDI(KDDと合併し今のKDDI)の創業者として名高い同氏だが、今回選ばれた最大の理由は「不振事業を立て直した実績があるから」(84.5%)というもの。全くの畑違いにもかかわらず、経営不振の日本航空を再建した手腕に注目が集まったようだ。

この3月、日銀は景気判断を3カ月連続で上方修正。円安基調で輸出系企業の業績回復に期待が集まっている。まだ予断を許さないとはいえ、このムードに乗って家電業界が反転攻勢に出るのを願うばかり。かつての存在感を再び取り戻し、景気回復のけん引役になる日も間近!?

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