給料はなかなか上がらないけど…。

自分の成長を感じるのはどんな時?

2013.06.15 SAT


Asadal / PIXTA(pixta.jp)
突然ですがみなさん、日々の仕事で自分の成長って実感してます? 年功序列や終身雇用が当たり前の時代なら、勤続年数とともにUPする給料の明細を眺めるたびに「評価されている=成長している」と感じられたかもしれない。でも、昔ほど順調には給料が上がらないこの時代の場合…。

「リクルート ワークス研究所」が首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)で働く18歳~59歳の男女9931名(正規社員・正規職員、契約社員・委託、派遣、パート、アルバイト、業務委託)を対象に行った『ワーキングパーソン調査2010』によると、自分が成長をしているという実感を持っている人は、全体の47.9%。正社員・正職員全体では48.0%で、特に男性正社員・正職員の場合は18歳~24歳と25歳~29歳の年代で、51.2%以上が成長を実感しているという結果になっている。

では、いったいどんな時に成長したと感じるのだろう。

『大卒20代の仕事における成長と上司についての意識調査報告書』における「自分が成長した」と感じる時についてのフリーコメントを見てみると…。

「今まで自分がしていた仕事を部下に任せて、次の仕事にステップアップできた時」(27歳、正社員・正職員)

「大きなプロジェクトで指揮を取れるようになった。社内、社外から頼りになると言われた。社内講師を担当する回数が増えた」(26歳、正社員・正職員)

「自分で仕事の進め方を考え、状況を見ながら指示を出している時」(26歳、契約社員・嘱託)

「『これやっといて』とだけ言われた仕事を、自分だけでやりきり、一回でOKが出た時」(27歳、契約社員・嘱託)

「棚卸しの正確さとスピードが上がった時、ミスがゼロの時。カウント手順どおりにできた時」(27歳、フリーター)

など、それぞれの業種や立場に応じた「成長実感」ポイントがある様子。また、全147のフリーコメント中「給料が上がった時に成長を実感する」という意見がひとつもなかったことも印象的。勤続年数が長くなる=給料の増えるという時代ではないからこそ、より具体的な仕事の変化や経験の蓄積に、みんなは「成長」を感じられているのかも。
(吉原 徹/サグレス)

『大卒20代の仕事における成長と上司についての意識調査報告書』(2010年6月1日)によると正規社員、非正規社員を含めて「仕事において成長すること」を重要だと考える人が、全体の86.5%に上っている。

※この記事は2011年08月に取材・掲載した記事です

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