節電ムードで変わる職場のマナー意識

職場に“アイスクリーマン”が増加

2013.07.29 MON


7月に入り、いよいよ暑さが厳しくなってきた。首都圏では節電対策で、どのオフィスのエアコン温度も高めに設定されている。サラリーマンにとってはツライ夏になりそうだ。

そんななか、オフィス内での「アイスクリーム需要」が高まっている。オフィスへの置き菓子サービスを展開するオフィスグリコでは、例年に比べアイスの売れ行きが好調だ。

「今年は猛暑だった去年を上回るペースでアイスの売り上げが伸びています。5月と6月は前年比120%という状況です。人気は仕事をしながら片手で食べられるアイス。なかでもお腹にたまるモナカやコーンタイプが売れていますね」(江崎グリコ広報IR部)

一方、業界の動きも活発だ。江崎グリコや森永乳業、ロッテ、明治などの各メーカーでは生産能力を増強し、アイスクリームの供給量を増やすという。また、日本アイスクリーム協会では、暑いオフィスでアイスを食べてリフレッシュする「アイスBiz」キャンペーンを7月からスタートさせた。こうした流れを受け、社員の熱中症対策や、仕事の効率性アップに「アイスBiz」を推進する企業も増えているようだ。

「震災直後は、少しでも電力使用量を減らすためか『オフィスグリコの冷凍蔵庫を引き上げてほしい』という依頼もじつはありました。しかし、暑さが厳しくなった6月からは、社員の熱中症対策として導入したいという企業からのニーズが急増しています。昔はオフィスでお菓子を食べるのはマナー違反だと考える企業も少なからずありましたが、最近は柔軟な考え方の経営者の方が増えている印象です」(同)

実際に導入した企業からは、体調面だけでなく、アイスでリフレッシュすることで作業効率がアップしたり、会議で良いアイデアが出るようになったという声もあがっているという。

茹であがった頭では仕事もはかどらない。そんな時はアイスを食べて、いったんクールダウンしてみては?
(榎並紀行)

※この記事は2011年7月に取材・掲載した記事です

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