秘密にしておきたい!?

株主優待を格安でゲットする裏ワザ

2013.08.10 SAT


カブドットコム証券のトップページ。口座開設はもちろんホームページから可能で、取引は最短で翌日からできるという。駆け込みで株を獲得することもできそうだ
なかなか給料も上がらないこの時代、“お得”な情報にはつい敏感に反応しちゃうもの。そこで改めて注目したいのが「株主優待」という制度だ。

ご存じの方も多いと思うが、株主優待とは、株を保有する人だけが受けられるサービスのこと。たとえばオリエンタルランドの株式を一定数以上持っていると、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの1日パスポートをもらえたりする。しかも、大株主にならずとも、わりと手軽にゲットできるらしい。

筆者も以前、「株主用パスポート」と書かれたチケットを知人から自慢され、うらやましく思ったことがある。だが、素人が株に手を出す不安が先行し、ためらってしまう人も多いだろう。そこで詳しい内容を、カブドットコム証券投資情報室投資アドバイザーの田中空見子さんに伺った。

「株主優待のハードルは決して高くありません。企業の権利確定日に株を保有していれば株主優待を獲得できるのですが、ラウンドワンやオリコンのように、5万円以下で優待を獲得できる企業もたくさんあります。ちなみに、8・9月の末日に決算日を設定している企業は多数あり、8・9月は株主優待を狙って株を購入する人が増える傾向があります」

株主優待の実施企業は今や1000社以上あり、たとえばラウンドワンでは、100株(約4万円/8月8日時点・以下、同)購入すれば2000円分の割引券が、オリコンでは1株(約3万円ほど)の株式購入で500円の図書カードがもらえる。

とはいえ、やはり株は値下がりリスクが怖い。どの企業も株主優待を得るための最低購入額が決まっており、冒頭の東京ディズニーランド1日パスポートなどは、オリエンタルランドの株を100万円近く(※100株)購入する必要がある。だが「株価の値下がりリスクを回避して株主優待をゲットする裏ワザもあります」と田中さんは言う。

「株を買う際、それと同時に信用取引という手法で同じ銘柄の株を証券会社から借りて同じ数量売ります。すると、買った株が値下がりしても、同時に売った株で利益が出るため損益が相殺され、損しないという仕組みです」(田中さん)

この方法は「ツナギ売り」と呼ばれ、投資家を中心に、株主優待を取得する手段として使われている。何より株の損益が出ないため、実質のコストは手数料など数百円レベルの場合がほとんど。となると、がぜん株主優待に興味が湧いてくる。

ちなみに、カブドットコム証券では約2000以上の銘柄を、信用取引で売ることができる。細かい内容が分からないという場合は、コールセンターでツナギ売りのやり方を1から教えてもらえるので、初心者でも手が出しやすい。

株取引は怖いけど、株主優待には興味アリ…というアナタ。「ツナギ売り」「信用取引」というキーワードはぜひ覚えておこう。あとはどの企業の株主優待がほしいかをコールセンターで伝えてみるのが手っ取り早い。遠慮せずコールセンターを利用しちゃおう!
(河合力)

※この記事は2012年8月に取材・掲載した記事です

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