犬がオフィスの癒やしになる?

世界のIT企業に根付く社員犬制度

2013.11.12 TUE


4代目の社員犬、キャンディ。犬種はオールドイングリッシュシープドッグ。グリーティング&ヒーリングアンバサダーという役職付き!
かわいらしいルックスや仕草でボクらを癒やしてくれる、犬や猫などのペットたち。実際、人と動物が触れ合うことで、ストレスを軽減したり、自信を持たせたりする療法、「アニマルセラピー」というものがあるそうだ。そこで調べてみると、アニマルセラピーの考えを取り入れ、オフィスでペットを飼っている企業があることがわかった。そのひとつ、大手のIT企業、日本オラクルには、4代目の社員犬「キャンディ」がいるという! 早速、広報担当の石川純子さんに、いつごろから会社で犬を飼うようになったのか、話を伺った。

「まず、キャンディはペットではなく、れっきとした社員ですので勘違いしないでくださいね。最初のきっかけは、米国の第41代大統領・ジョージ・H・W・ブッシュが、ホワイトハウスの執務室に犬を連れてきている様子をテレビで見たことです。その後1991年から、出社した犬と社員が自由に触れ合える、『社員犬制度』を導入したんです」

キャンディの社内外での評判はいかがですか?

「一般のお客さまがいるフロアで人だかりができたりと人気者。社員もキャンディが来ると集まってきて、触れ合ったり、写真を撮影したりしています。キャンディが会社にいる時間は、毎週水曜日、12時から13時30分まで。社員証を首からぶら下げて、オフィスの中を自由に歩き回っています。ちなみに出社していないときは、管理をお願いしているペットショップにいます」

キャンディがいることで、アニマルセラピーのような、癒やしの効果はありましたか?

「キャンディと触れ合うことで、仕事で疲れた脳がリラックスし、仕事に戻ったときの生産性や創造力が向上するのではないか、と考えています。弊社はIT企業なので、一日中コンピュータに向かって仕事をしていることも多いのですが、より良いものを開発していくためには、リフレッシュできるオフィス環境が必要。社員犬の導入は、そのための取り組みのひとつだったのです」

ほかにも人材派遣大手のパソナで、今年の2月に2頭のヤギが「入社」したという例もあり、アニマルセラピー効果を期待して“ペット社員”を導入する企業は今後も増えていきそう。これを読んでいる全国の社長! アナタの会社にも優秀な“ペット社員”、いかがですか?
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2011年04月に取材・掲載した記事です

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