ハーバード、マサチューセッツ、スタンフォード…

ネットで受講可能な一流大学講義

2013.11.30 SAT


社会人になると、学生のときより勉強意欲が湧く、とはよく聞く話だが、そんなビジネスマンに人気を集めているのが「オンライン講義」だ。

海外の有名どころで見ると、ハーバード、スタンフォード、マサチューセッツ工科大学(MIT)など、世界の一流大学がオンラインで講義を無料配信している。ネットを見られる人なら誰でも講義を受けられるのだ。大学独自のウェブサイトや、複数の大学のオンライン講義を集めたサイトなど、配信プラットフォームは様々。講義内容は「アントレプレナーシップ(起業家精神)」「ソーシャルネットワーク分析」など、ビジネスに直結する実用的なテーマも数多い。

こうした動きは日本でも相次いでいる。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、2010年からiTunes Uで学生や一般人に向けて講義ビデオと資料を配信。i-modeの生みの親である夏野剛氏が教鞭をとる「ネットワーク産業論」、プリツカー賞を受賞した建築家の妹島和世氏によるシンポジウムでの講演映像など、一度は受けてみたい講義が盛りだくさんだ。

東京大学も、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊名誉教授、世界的な建築家として著名な安藤忠雄名誉教授による講義を配信。また、2010年にブームとなったマイケル・サンデルが正義を論じる、「ハーバード白熱教室 in JAPAN」の講義映像も配信されていた。これらすべてが無料である。

美術系では、多摩美術大学も配信したりしている。映像作家・音楽家の高木正勝氏を講師に迎え行われた「21世紀文化論」などもある。

その他にも、京都大学、中央大学など、14の大学がiTunes U上で配信しているほか、ポッドキャストで講義を配信している大学もある。

就職してから、社会人大学・大学院に入る人も増えているそうだが、オンラインの無料講義で気軽に勉強し直す、というのも賢い手かもしれない。
(岡 徳之/tadashiku, Inc.)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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