R25世代の転職動機白書

みんなの「転職」を考えた理由

2014.01.05 SUN


今の職場に留まるか? はたまた新しい環境へチャレンジするか? 30歳を目前に控えたR25世代なら、一度は転職を考えたこともあるはず。とはいえ、まだまだ企業の採用枠が十分とはいえず、再就職もたやすくはない昨今。今の職場を離れることは簡単な決断じゃない。実際、みんなはどんな動機で転職に踏み切るのだろう?

リクルートエージント(以下RAG)が転職者3762人を対象に調査した「第19回 転職世論調査」(2010年8月25日~8月29日に調査を実施)によれば、R25世代の転職動機として最も多かったのは「会社の将来に不安を感じて」で54.6%となっている。

「原油高を契機にメーカーの業績が落ち込んだ2007年以降、やむにやまれず転職する人はかなり増えています。自分のいる部署が縮小されたり、上の世代がリストラされるのを目の当たりにして、会社の将来に不安を感じてしまうのでしょう」(リクルートエージェント コーポレートコミュニケーション室・鶴巻百合子さん)

じっさい、「会社の将来に不安を感じて」転職した人は08年2月時点に比べて約15%増。逆に「年収アップ」「新しいキャリアを身につけたい」といった“アクティブな転職”を目指す人は減少したという。

「一方で、プライベートを優先するために転職する人が多いのもこの世代の特徴。『精神的・時間的なゆとりを求めて』という動機が35.7%にのぼり『年収アップ』や『キャリアアップ』のポイントを上回っています」

お金より自由な時間を求め、安定志向で出世やキャリアアップにガツガツしない。そんな現代の若者像は転職の動機にも反映されている模様。仕事そのものより「働きやすさ」を重視する人が増えている傾向もみられる。
どうやら転職に対して期待することが、徐々に変わりつつあるようです。
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)

※この記事は2012年06月に取材・掲載した記事です

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