名刺だけでは判断できない!

エライ?長いだけ?肩書の不思議

2014.02.10 MON


最近、名刺交換の後、肩書を見て首をかしげることがよくある。証券会社の人の名刺にはチーフストラテジスト。ウエディング会社の人の名刺にはヘッドクオーターなどなど。これってどんな地位の人なの? まるで見当がつかない。そもそもどうしてこんなによくわからない肩書が増えているのか。外資系企業への転職コンサルタントなども多く手がけるキャリア戦略研究所の片山さんにお話を伺った。

「確かに最近、一見わかりにくい肩書が増えています。理由の一つは役職以外に職種を表記することが増えているからだと思います。例えばアカウントエグゼクティブは営業担当というような意味。つまり役職というよりは職種ですよね」

そっか、だからどっちが偉いのかみたいな地位を表していないこともあるんだ。でもどうしてそんな流れになっているの?

「第一には外資系企業が増えたことです。さらに新興のベンチャー企業のように比較的フラットな組織でも、数年経ってくると、何らかの肩書がほしい人もでてくる。そこで正式な役職ではなく外向けに肩書を与えることもあるようです」(同)

今後はどんな肩書が増えるのかな?

「サブプライムの破たん後、海外の金融機関が日本の企業と提携するなどの影響で、今後は金融機関で使われるようなクレジットアナリストやセクターアナリスト(業種別調査員)というような肩書が増えてくると思われます」(同) 

さらに僕らを惑わせるのがシニアとかエグゼクティブなどのランクだ。シニアマネージャーとエグゼクティブマネージャーならどっちが偉いのか? 会社によって使い方は本当にまちまちなのだが、エグゼクティブの方が上なことが多いらしい。要するに定着していないからわかりにくいのだ。ちなみに肩書きに使われるシニアは「主席」とか「上級の」という意味。けっしてお年よりの意味じゃないから注意してくださいよ。

※この記事は2011年03月に取材・掲載した記事です

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