ビジネススクール、資格、英会話…

“ビジネスマンの勉強”実態調査

2014.03.13 THU


通勤中に見かけるビジネススクールや英会話の看板。「そんなにみんな仕事帰りに勉強しているの?」と思いきや、サマータイム導入によるアフター4を持て余している人も多いとか。そこで実際のところ、ビジネスマンは勉強しているのかリサーチしてみた。

リクルート ワークス研究所が実施した「ワーキングパーソン調査2010」によると、男性正社員で昨年1年間に知識・スキルを身につけた人は、「現在の仕事に関する専門知識」72.4%(22~29歳)・78.3%(30~39歳)、「仕事全般についての知識・ノウハウ」61.4%・69.1%など、多くの人が知識やスキルを習得しているよう。

しかしその習得方法を見てみると、「社外のスクールや講座に通って」「大学院、ビジネススクールに入学・通学して」「個人や団体主催の参加型勉強会、交流会に参加して」などはいずれも10%以下と少なく、自学自習はなかなか難しいというのが現状のようだ。気になるその実態を、今まさに勉強に励んでいるビジネスマンたちに聞いてみた。

スクールに通い、中小企業診断士の資格勉強をしているというE.K.さん(営業/マスコミ)。「中小企業向けの政策だけでなく、財務会計、企業経営理論、経営法務、システムなど7科目を学ぶうえ、二次試験では具体的に企業に対してどのようにコンサルをするかの課題も。独立のためでなく、企業で仕事をしていくうえで、非常に役立つ知識や考えを学べるので」

海外駐在を希望しているT.Y.さん(営業/保険)は、「英語の会話力をキープするために、週1で英会話サークルに参加。海外駐在経験者が集まるようなレベルの高い場所もあり、モチベーションも上がります」という。

また、一見、仕事と無縁のようなものもあり、シナリオ(脚本)学校に通うJ.H.さん(企画・編集/IT系)は、「企画職なので、アイデア発想や構成の組み立ての勉強として通いはじめました。普段出会わないような業種や世代の人に会い、思いもしなかった考え方を教えられることも」と話す。

目的も難易度も様々ながら、興味深いものばかりではないだろうか? 忙しい毎日のなかで、時間を見つけて勉強するのは大変。だが、すぐには生かせなくても、将来のために自己投資として勉強しておくのもよいかもしれない。
(斉藤陽子)

※この記事は2011年08月に取材・掲載した記事です

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