議事録必要なし!

ホワイトボードの進化で快適会議!

2014.04.29 TUE


プラス コピーボードN204シリーズを使った会議イメージ。なお、4面分の板面はエンドレス。1面→2面→3面→4面→1面と自由に行き来ができる
これまで日常的に行われてきた、会議の議事録を誰かがパソコンでキー入力して作成する、という作業がなくなるかもしれません。

オフィス家具や文具・事務用品メーカーのプラスは同社のホワイトボード製品「コピーボード」(N204、N-20、F-20、C-20)と連携するスマートフォンアプリ「会議ポケット」を無料配布。ホワイトボード本体をスマホから操作できるリモコン機能のほか、板書のスキャンデータのスマホ転送や、Evernoteへのアップロード、会議中に重要だと思われる発言を60秒間さかのぼって記録する「タイムシフト録音」機能など、会議の要点を効率的に記録することができます。

もちろんホワイトボード自体の進化も見逃せません。プラス社コピーボードNシリーズ(N-204、N-20)は、本体がサーバー機能を持っているため、記録した板書データをプリントアウトしたりUSBメモリなどのメディアに書き出したりすることなく、ネットワークに接続されたパソコンからの参照やダウンロードが可能。また同社のC-20にはネットワーク機能のほかにも、本体に投影したプロジェクターの内容にマーカーで書き込んだ内容を合成して保存することもできるのだとか。

「読み取り速度の向上や薄型軽量化、省電力化などの基本性能の向上はもちろんですが、やはり時流としてペーパーレス、スマートフォン、ネットワーク対応は外せないということで開発しました」と話すのは、製造・販売元のプラスステーショナリーカンパニーのビジョン事業本部・井口和氏。

実際ビジネスの現場からの反響はどうでしょう?

「反響は上々です。今まで板面で書いたものをプリンターで印刷することは多かったのですが、今回の特にコピーボードNシリーズを発売以来、ネットワークおよびスマートフォン対応により、プリンターを付けないコピーボードのスタンドセットの問い合わせや出荷が増えてきています。特にN-204は、ループ状の板面シートが4面分あり、手でシートをすばやく送ることができるので、議論を中断することなく、たっぷり書き込める点が評価されています」

また、この手のホワイトボードは現在ビジネスシーンだけでなく、教育市場のデジタル黒板としても日々進化が進んでいます。動画や音声が再生できるのは当たり前。複数の子どもによるタッチ操作や、板書をそのままプリントにして配布するなど、今後教育現場を劇的に変化させそうです。

こういった高機能・高価格なホワイトボード以外にも、文房具メーカーのキングジムは書き込んだ内容をスマホに取りこめる「ショットノート」の大判ホワイトボードタイプを発売。どこにでもマグネットで貼ることができるうえ、くるくると巻けるので、持ち運びにも便利です。

また、もっと簡単なものとしてはセーラー万年筆の「どこでもシート」があります。これは静電気で壁やガラスに張り付く携帯型ホワイトボードで、その手軽さが受け2011年12月時点で累計出荷1万7000個を突破したとか。

高機能品からお手軽品まで進化し続けるホワイトボード。いつかみんながヘッドマウントディスプレイをかけて、空間上に登場させる「ARホワイトボード」なんて技術も…夢じゃなくて本当にそろそろ実現しちゃうかもしれませんね。
(熊山 准)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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