転職する前に休暇を取りたいが…

無目的の長期ブランク転職不利に

2014.05.15 THU


Asadal / PIXTA(pixta.jp)
前職を辞めてから転職先が決まるまでの“ブランク期間”。せっかくだから少し休んで気持ちを新たに次の職場で働きたい、と思う人も少なくないはず。とはいえ、あまり休み過ぎると転職で不利になるというが、実際どうなんだろう? そして世の中の転職者たちは、いったいどれくらいの期間で転職先を決めているのだろうか? 転職支援会社のリクルートエージェント、広報担当の鶴巻百合子さんに伺った。

「ひとつの求人にたくさんの応募者が集まる状況の今の転職市場では、確かにブランク期間があることは、働く意欲が薄いと、厳しく判断されてしまうこともあります。しかし、不利になることに気がつかず、ちょっと休んでから…と、のんびり構えている人は少なくありません」

会社を辞めてから2~3カ月休暇を取り、そこから転職活動を始めてみたものの、なかなか決まらず、結局ブランク期間が6カ月ほどに及んでしまうケースも。ちなみに、リクルートエージェントに登録に来る人は、約6割が在職中だといい、辞める前から転職活動を始める人が多いよう。

しかし、せっかく会社を辞めるなら、これを機に、仕事以外で自分がやってみたかったことに挑戦したいと思う気持ちもよくわかる。どうすればマイナス評価にならないようブランク期間を取ることができるのだろうか?

「次の仕事につながる資格の取得や勉強に集中し、例えば資格を取得できたなど、目的と結果が明らかな場合は、マイナス評価にはなりません。また、海外に行くなど、一見仕事とは無関係の活動でも、明確な目的を持ち、そこで何を経験し、何を得たのかを面接で語ることができればプラスに働きます」(同)

大事なのは、ブランクに見える期間の過ごし方をきちんと説明できるかということ。面接官が共感できる過ごし方であれば、必ずしも不利にはならないということだ。

あなたが転職する際、少し仕事から離れてみたいなら、ただダラダラ過ごすのではなく、思い切って今までやりたかったことにチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
(相馬由子)

※この記事は2012年02月に取材・掲載した記事です

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