県民性や立地の影響?

山形県が社長輩出率がTOPな理由

2014.06.18 WED


ビジネスマンなら、一度は夢見る「社長」の座。だからこそ、どんな人がなっているのか気になりますよね。では、社長の「輩出率」が一番高い都道府県はどこでしょうか?

答えは、東北の山形県。今年8月、東京商工リサーチが発表した2011年「全国社長出身地・出身校」調査によると、出身地の社長数では東京が8万3733人で1位だが、出身地別の社長数と人口を対比した「輩出率」では山形県が1.34%で2年連続トップ。2位が香川県(1.25%)、3位が徳島県(1.24%)という結果に。

この「輩出率」、他県への引っ越しなどによる人口減少率が大きい地域で高くなる傾向があるという。だが、山形県の「社長輩出率」が高い理由として同社は、「辛抱強く、働き者」な県民性や、伝統工芸などの家内工業が盛んな土地柄であることをあげている。

ちなみに、同調査は東京商工リサーチの企業データベースから約233万件の代表者データを抽出し、集計したもの。ほかにも「社長」に関する興味深い結果があったので、いくつかご紹介したい。

まず「出身校」で一番多いのは、2年連続で日本大学(2万4645人)。以下、慶応義塾大学(1万3582人)、早稲田大学(1万3138人)と続き、私立大学が上位を占める。「超エリート」のイメージが強い国立の東京大学は15位(3804人)、京都大学は22位(2473人)にとどまっているのだ。

また、「姓名」に関しては、同社の2011年「全国社長 姓名」調査によると、姓で最も多かったのは「佐藤」(3万1910社)、2位が「鈴木」(3万817社)、3位は「田中」(2万4427社)。名前の1位は「誠」(1万96社)、2位は「博」(9428社)、3位は「茂」(9190社)で、姓名で見ると1位は「鈴木茂」と「佐藤誠」が各163社ずつで最も多かった。一方、女性の名前では1位「和子」(3658人)、2位「幸子」(3000人)、3位「洋子」(2906人)となり、社長といえども特段変わった名前の人が多いわけでもないことがうかがえた。(同社・2011年「全国女性社長」調査)

あくまでも“表面的な属性”に近いデータだが、雲の上の存在と思っていた「社長」が身近に感じられた人も多いのでは? 今やアイデアや能力次第で誰でも社長を目指せる時代。あなたも独立して「社長」の一人に名前を連ねてみる?(斉藤陽子)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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