「北海道へ行くのはパスポートが必要?」を逆手に…

地元応援!どさんこパスポートとは

2014.10.07 TUE


どさんこパスポートのデザインは「北海道=たくさんの輝いて生きる人々が集まっている、宝石のような土地」をイメージしているという
帰省するたび寂れていく故郷が気になっている“30オトコ”も多いだろう。今、首都圏に住む北海道出身者たちが、「どさんこパスポート」(通称「どさんぱ」)というアイテムで新たな町おこしに挑戦している。「株式会社DKdo」なる法人組織を立ち上げ、首都圏に暮らしながら、故郷に貢献できる仕組み作りを進めているらしい。加盟飲食店や楽天、Yahoo!などの支払いでポイントを貯められるポイントカードだというが、どうつながるのか…?

「貯まったポイントは2年後に失効するのですが、その際、地域活性プロジェクトのファンドや北海道の市町村に同額が寄付されます。もちろんカードの保有者がポイントを使って、割引のサービスなどを受けることも可能。でも、意識的にポイントを貯めて“日常を通じて北海道に貢献する”という気持ちを持っていただくのが素敵だと思っています。従来だと、遠く離れた土地から故郷にお金を回すには、アンテナショップで買い物をしたり、ふるさと納税をしたりと、少しハードルの高いアクションが必要でした。『どさんぱ』は、普段の生活に取り入れられるのがメリットです」(DKdo代表・黒井理恵さん)

そんな「どさんぱ」の成り立ちは、なんとジョークがきっかけだったとか。

「本州の友人から『北海道に行くのってパスポートが必要なんでしょ?』と冗談を言われることが多いため、こんな名称にしました(笑)。北海道出身者だけでなく、北海道を好きな方ならどなたでも持てるカードです。保有者は、月に1回首都圏で開催している会員制BARイベント『道産BAR(どさんばる)』に参加できます。毎回30人ほどが集まり、“北海道あるある”や、これから故郷のために何をしていきたいかといったトークで盛り上がっていますよ」(黒井さん)

そのほか、「どさんぱ」を持っていない人でも参加できるイベント「北海道DAY」を不定期に開催。こちらは毎回40~50人ほどが参加し、地域活性について熱い議論を交わしているそうだ。

もともとDKdoのメンバーは、日本財団が主催する地域活性イベントで出会った仲間で構成されている。同じ志の仲間が集えば、遠く離れた土地からでもアクションができるのだ。北海道出身者に限らず、もし「地元のために何かできれば」といった気持ちを抱えているのなら、まず仲間を集めてみては? 今の暮らしを手放すことなく、貢献できる方法が見つかるかもしれない。

(アバンギャルド/菅原さくら)

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