集中して仕事に取り組める気もするけれど…

「職場でイヤホン」はアリ?ナシ?

2014.11.12 WED


反対派からは「一人で仕事をしているわけではないから」「イヤホンをされるとコミュニケーションが取りづらい」などの意見も寄せられた 2012年10月22日(月)~2012年10月23日(火)、25~34歳の男性社会人300人に調査。調査協力:アイリサーチ
職場でイヤホンを使用してPCに向かい、音楽を聴きながら黙々とプログラミング――最近、IT業界を中心にこんなスタイルで働く人が増えているようだ。

確かに周囲の雑音を遮断して好きな曲を聴いていれば集中力も増しそうなもの。しかし、就業中にイヤホンなんかしていたら、上司に怒られてしまう職場も多いだろう。

R25が25~34歳の男性会社員300人を対象に調査したところ、「就業時間中にイヤホンで音楽を聴きながら仕事をした経験」が「ある」と答えたのは20%。少数派とはいえ、5人に1人と考えれば思ったより多い印象だ。

また、経験の有無にかかわらず「就業時間中にイヤホンで音楽を聴きながら仕事をすることの是非」について聞いたところ、なんと38%が「賛成」と回答。25~34歳という年齢層のせいかもしれないが、皆さん意外と寛大(?)な様子。

特に25~29歳に限れば43%が「賛成」と回答しており、30~34歳の35%に比べて8ポイントも多い。十数年後にはこうしたワークスタイルを「アリ」と考える“職場の新常識”が広がるかもしれない。また業界別に見ると、予想通り「IT関連」では賛成派が47%と多かった。

ちなみに「賛成派」に理由を尋ねると、「集中力が高まるから」「リラックスできるから」と回答した人がそれぞれ約6割。こちらも予想通りの結果だが、気になったのは「周囲に迷惑はかからない」が45%に及んだこと。職場環境や仕事内容にもよるが、果たして本当に「周囲に迷惑はかからない」のか? 反対派が6割超いることを考えれば「迷惑」という人もいそうだが…。

そこで反対派に理由を聞いてみると、目についたのは「話しかけづらくなる」「当人宛の電話に気付きにくくなる」といった答え。特に「仕事中だから私的な行為は慎むべき」という声が非常に多かった。仮に、音楽を聴くことで当人の能率は上がったとしても、公私のけじめはつけるべきと考える人が多いようだ。

ただ、これが「残業中」となると少々事情が変わり、「賛成派」が54%と多数派に。残業中なら大目に見ても…ということだろうが、忘れちゃいけないのはそれでも半数近くは反対ということ。まして年配世代からはより厳しい目で見られる可能性が高い。

仕事の能率が上がるなら良し、という意見も一理あるが、たいていの仕事は組織で取り組むもの。「職場でイヤホン」は慎重に、と思うのだが、いかがだろうか?
(有井太郎)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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