ストレスやトラブルの発生源に?

年上部下・年下上司とモメないコツ

2014.10.31 FRI


「年上の女性に仕事でダメ出しをしたら泣いてトイレに立てこもられた。普段から、『わたしおばさんだからわからない』と言われてイラッとしたなぁ…」(広告・男性・38歳)なんて声も。年齢を武器にしちゃいけないってことですね
成果主義の浸透や雇用形態の変化などにより、企業内の「年功序列」は以前とはだいぶ様変わりしつつある。人によっては、「上司が年下」「部下が年上」ということもあるだろう。

マイナビが今年6月に発表した調査(男女440人対象)では、「自分より年下の人が上司になったことはありますか?」の質問に「はい」と答えた人が14.3%。まだまだ少数派ではあるものの、およそ7人に1人という割合を考えれば、いつ“明日は我が身”になっても不思議ではない。

ただ、実際にその状況になると、仕事がやりにくくなりそうな気も…。はたして当事者たちはどう思っているのか。「年下上司」「年上部下」を持つ15人のビジネスパーソンに取材してみると、やはり様々なストレスやトラブルを抱えている様子がうかがいしれた。

〈年下上司とのトラブル編〉
●「同じ立場のときは『〇〇さん』と呼ばれていたのに、役職に就いた途端『〇〇ちゃん』に変化。気負っているのかわからないけど、いい気持ちはしないですよね(苦笑)」(32歳・女性・IT系)
●「1歳年下の上司。有休中に彼女が担当している仕事の緊急連絡があったので、わかる範囲で対応して報告したところ、『勝手に対応するなんて、私が仕事をサボッてるみたいじゃない!』とキレだし、課長が止めに入るまで30分ぐらい荒れ続けた」(25歳・女性・事務)
●「入社と同時に、年下上司の行っていた仕事を担当することになった。その仕事が好きで得意だった上司は、ことあるごとに自分を目の敵にするように。『年上のくせに使えない』が口癖で、周りのバイトさんたちを巻き込んで嫌がらせを連発された」(35歳・男性・書店員)

〈年上部下とのトラブル編〉
●「仕事に対する哲学ができあがっているので、効率が良くなる方法を提案したり、間違いを指摘したりしても聞く耳を持たない。クライアント先でうまく立ち回れていないときに、フォローを入れたくても気を遣う」(32歳・女性・広告制作)
●「仕事中は部下として働いてくれるけれど、飲みの場になると、ここぞとばかりに年上アピール。友人関係ではないので、『調子に乗りすぎるなよ』と一喝したことがありました」(35歳・男性・建築関係)
●「技術職で自分より経験があるため『今までそんなトラブルはなかったから大丈夫』と、作業工程を減らそうとする人がいました。ただ、個人情報の取り扱いなど、昨今慎重にならざるを得ないことにも意識が低く、説明してもわかってもらえない。結局、自分が作業を巻き取ることに…」(27歳・男性・ウェブ制作)

なお、彼らにトラブル回避策について聞いてみたところ、数人が同じ意見を挙げてくれた。いわく、「トラブルを引き起こす原因は、たいてい世代間ギャップ。そこを埋めるためのコミュニケーションと、フラットな目線が大切」とのこと。年上の部下、年下の上司と接する際は、「年上」「年下」という意識ではなく、”同じ仕事をしている仲間”と認識するのが関係をよくするコツなのかもしれない。
(有馬ゆえ+ノオト)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト