個性派企業の社訓の秘密を直撃!

東スポの社訓は「ウラを取るな」?

2015.03.11 WED


ちなみに「ラーメン二郎」には社訓として「ニンニク入れますか?」などの言葉が店内に掲示されているが…、これは社訓というか微妙ですね
アメリカのグラフ雑誌『LIFE』をモデルにした映画が3月19日より日本で公開される。早くも今年度のアカデミー賞有力候補作品として注目されているのだ。公開に先駆けて注目されているのが、物語のポイントとして登場する『LIFE』の社訓。どんなものかというと、「世界を見よう、危険でも立ち向かおう……それが人生(ライフ)の目的だから」。うーん、アメリカらしくてオシャレ。この言葉をきっかけに地味な主人公が変わっていくというストーリーだという。

ここまでオシャレとはいかずとも、日本の企業にもユニークな社訓や経営理念があるのでは? というわけで早速調査開始!

すると、東京スポーツ新聞の社訓が「ウラを取るな」だという噂をキャッチ。いくら東スポとはいえそんなまさかとは思いつつも、さっそく確認してみることに。すると、

「まったくのデマですよ。都市伝説としてネット上に流れたみたいなんですよね。でもそんなことはありえません」(東京スポーツ新聞広報)

むしろウラを取ることが信条であるとのこと。そりゃそうだと思いながらも答えが聞けてよかった!

続いて、マヨネーズでおなじみのキユーピーの社訓に注目。「道義を重んずること」「創意工夫に努めること」に続き、「親を大切にすること」という一文が。つまり親孝行しろってこと?

「『親を大切にする』というのは、創始者である中島董一郎が常々言っていた言葉なんです。我が子を思う親の気持ちを素直にありがたいと思える人の周りには、良い人が集まってくる。人が集まってくれる人材がいる会社は、自然と発展していく…というわけです。もちろん、親孝行するという直接的な意味も含まれていますよ」(キユーピー広報)

家族の食卓を守るキユーピーならではの社訓に納得!

さらに探してみると、愛知県に本社を構える飲食系企業・物語コーポレーションの社訓に気になる言葉が。この会社の経営理念は「Smile&Sexy」だという。スマイルはなんとなくわかるとして、セクシーには一体どんな意味が込められているのだろうか。

「“Sexy”とは、自己開示、感情表現、自分らしさのアピール、アイデンティティということを意味しています。アメリカでは人の個性を褒める言葉としてSexyという言葉が使われていますよね。“その人らしさ=Sexy”を集めて会社を作ろうという思いからこのような経営理念が生まれました」(物語コーポレーション広報)

ただ、個性があるだけでは周りには受け入れてもらえない。そこで、人間としてのベースである「Smile(笑顔)」が必要となってくるとのこと。調和と個性をうまく表現した「Smile&Sexy」という経営理念。いやはや奥が深い。

一つの言葉に深い願いが込められている社訓。普段は全然気にしないと思いますが、たまには自分の勤務先の社訓をチェックしてみるのもいいかも…?
(中村未来/清談社)

※この記事は2014年3月に取材・掲載した記事です

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