「20代は失敗すべき」どう思う?

無理な仕事「逃げたい」は少数派

2015.12.01 TUE

世論調査


失敗を恐れず高いハードルに挑戦する姿勢を、上司もきっとみているはず 画像提供/poosan / PIXTA(ピクスタ)
「20代での失敗はその後の仕事の糧となる」とはよく聞く話。しかし、「これは無理かも…」と思ってしまうようなハードルの高い仕事を任せられた時、口では「がんばります!」とは言ったものの、つい弱音を吐きたくなることもある。若手ビジネスマンはこんな時、本心ではどう思っている人が多いのか…? 「自分の能力では到底こなせそうにない難しい仕事が来たらどう思う」か、20代独身男性会社員200人にアンケートを行った(協力/アイリサーチ)。

〈到底こなせそうにない難しい仕事が来たらどう思う?〉
・逃げたいと思う派 46%
・挑戦したいと思う派 54%

結果は五分五分だが、「挑戦したい」と前向きにとらえる人が僅差ながら多数派となった。「到底こなせそうにない仕事」と「成長」をどうとらえるかで意見が分かれた模様。それぞれが選ばれた理由は以下の通り。

●逃げたいと思う派
・失敗するより成功する確率の高い人がやったほうがいいから(25歳)
・実現不可なものにさく時間が無駄に思えるから(27歳)
・こなせないなら、時間の無駄。一人でなく誰かに頼り、仕事に打ち込むか。断れるならば断る。あるいは他者へ斡旋する(27歳)
・不安が大きいし、できなかったら周囲に迷惑をかけてしまうのがいやだから(24歳)
・人生楽したいと日頃から思っているか(29歳)
・君子危うきに近寄らずだから(27歳)
・自分に自信がないし無理だとあきらめてしまいそうだから(27歳)
・挑戦する時間より実力を上げることに時間を使いたい(29歳)
・逃げるがかち(28歳)

●挑戦したいと思う派
・終わった時の達成感と優越感こそ人生だと思う。自分の可能性はまだ決まってない(26歳)
・失敗から学ぶことが多いから(27歳)
・逃げたら意味がない(20歳)
・出来るかできないか分からないがやるだけやってみる。ダメならやめればいい(26歳)
・逃げてばかりいてベテランになっても出来ないなど恥ずかしいことだから(25歳)
・自分自身のレベルアップに繋がるから(28歳)
・失敗したとしても、自分の成長の糧になるし、分からないことがあったら人に聞いてみれば、そこから人の輪が広がるので(29歳)
・成長して、他の仕事もできるようになって、給料などにも反映してきそうだから(27歳)
・挑戦して失敗しても人生はおわりではないからやってみる(24歳)

逃げたい派と挑戦したい派で、「できないことに割く時間は無駄」「失敗からは多くを学ぶ」と、「できないこと」をそれぞれ真逆にとらえるコメントがあったのが印象的だった。このほか、20代にはどんな働き方をしたいと思っているのか。20代にやりたい仕事のスタイルについても聞いてみた。

〈20代にやりたい仕事のスタイルはどっち?〉
1. 多数の失敗? たった1回の成功?
・失敗をしてもたくさんの仕事をこなしたい派 45%
・たったひとつでも成功をおさめたい派 55%

2. コツコツ? チャレンジ?
・コツコツ仕事をしたい派 87%
・一か八か賭ける仕事をしたい派 13%

3. 専門性? オールラウンダー?
・一つの業界で力を養いたい派 60%
・多様な業界で力を試したい派 40%

前問のコメントで多く挙がった「失敗」については、量より質と考えているのか、一度は成功しておきたいという本音が垣間見られた。また、チャレンジングな仕事をするよりは、コツコツやりたいという真面目な若手ビジネスマンの姿勢が浮き彫りになった。

コメントにもあったように、ベテランになった時にどんな働き方をしているかが大事。仕事のスタイルが決まってくる20代、あなたのスタイルはどっち?

(田中 薫)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト