新人の悩みに先輩がピンポイントでエール!

横浜DeNA池田社長が語る、成功の秘訣

2016.02.29 MON


いけだ・じゅん 1976年横浜生まれ。早稲田大学卒業後、住友商事、博報堂を経て2007年にディー・エヌ・エーに入社。09年、執行役員に。10年にNTTドコモとの合弁会社を社長として立上げ、1年で黒字化。11年より現職。地元横浜に根ざした球団経営は評価が高く、観客動員数も、売上げも4年間劇的に伸びている。 安川啓太=撮影
「若い人ほど結果に強くこだわろう!そうすれば次のステージが見えてくる」

右肩上がりに増加する観客動員数、ホームタウンと一体となった様々な取り組みなど、意欲的な球団経営が話題の横浜DeNAベイスターズ。率いる球団社長の池田 純先輩はまだ40歳になったばかり。どうしたらそんなに早く社長になれるの!?

■結果を出せば、周囲は認めざるを得ない。重要なのは、そのための目標を定めること

若いころから「結果を出す」ことに強くこだわってきました。いわゆる「世渡りのうまさ」よりも、結果を出すことで信頼を勝ち得るのが今の時代には重要だと思います。大切なのは最初に明確な目標を定めること。たとえば「この事業を絶対に1年で黒字にします」と言って、実現すれば周囲も認めざるを得ません。何をやるにも若いと最初は「本当に大丈夫なのか?」と先入観で見られます。だからこそ若い人ほど結果が大事なんです。

■不本意な場所でも全力をつくせばやがて次のステージがみえてくる

たとえば最初の配属が希望通りではなかったとしても、「え~」とやる気をなくすようではいけません。世の中には思い通りにいかないこともある。また、何に取り組むにしても、誰もが必ずいろいろな壁にぶち当たります。でも「何が何でもなんとかする!」と取り組むと、意外と結果は出るもの。そして、結果を出した人間は「望んでもいい」。私も結果を出してきたからこそ、球団経営の話が出た時に「私に全権をください!」と言いました。目の前にあることを全力でやっていけば、自ずと次のステージがみえたり、生まれてきたりするものだと思います。

■常に自分しかできないことを追求する!プロに“執着、保身、社内政治”は不要

球団経営以前に社長を務めた事業も好調で、そのまま続ける選択肢もあった。しかし、私は執着が嫌いなんです。自分に何ができるのか、自分にしかできないことは何かを常に求めてしまう。保身に走ると世の中の評価よりも、人にすり寄る必要が出てくる。いわば社内政治の比重が大きくなる。それは世の中に対して何も生み出さない。私は高校時代から社長になりたいと思っていましたが、それは経営のプロになって、大きな世界の中で勝負したかったから。しっかりと、目の前の仕事で結果を出して、プロになるために、実力と経験を積み上げて、世の中の評価を相手にいつも勝負していくことが重要だと思います。
(田澤健一郎)

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