辞めればストレスがなくなるかも?

経験者に聞く!「転職で改善できた不満」1位は人間関係

2017.03.25 SAT

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多くの人は転職によって何かしら改善されたようだが、「改善されたことはない」と答えた人も16.5%いた…
写真提供/EKAKI / PIXTA(ピクスタ)
職場への不満を抱え、日に日に溜まるストレス。あまりにも改善されないようなら、「転職」を考えるのもひとつの選択肢といえるだろう。とはいえ、必ずしも転職先で今よりも良くなるとは限らないし、しっかりと見極めたいところ。そこで、転職経験がある20~30代の男女会社員200人(各100人)に「転職によって改善できた前職への不満」について聞いてみた。(R25調べ/協力:アイリサーチ)

〈転職して改善された“前職への不満”TOP10〉

(全13項目から複数回答)

1位 人間関係(つらく当たる上司がいるなど) 37.0%
2位 低すぎる給与 33.5%
3位 長すぎる労働時間 29.5%
4位 仕事内容(やりたくない仕事をやらされるなど) 24.0%
5位 会社や業界の将来への不安 20.5%
6位 専門知識・技術力が習得できない(スキルアップ) 16.5%
7位 精神的プレッシャーが強い(業務制度) 15.0%
8位 自分の仕事を正当に評価されていない(評価・人事制度) 14.5%
9位 福利厚生の待遇が悪い(待遇) 11.5%
10位 職場の雰囲気が合わない(風土) 10.5%

【人間関係】がトップの結果に。職場が変われば苦手な人との関わりはなくなるため、転職は解決への近道なのかもしれない。2位以降では【低すぎる給与】と【長すぎる労働時間】が3割程度で、改善した人も多いようだ。では、「改善された」と回答した人たちのコメントを見てみよう。

【1位 人間関係(つらく当たる上司がいるなど)】
「ほかの職場では今までに見たこともないほど人間性のひどい上司がいて、心身ともに壊れたことがあったが、転職後は上司にも同僚にも恵まれ、平和に仕事ができているから」(39歳・女性)
「同僚は良かったけど、尊敬できる上司はいなかった。転職でその悩みは解消された」(28歳・女性)
「今の会社は自由な社風で、前の会社は軍隊的で上司の言うことは絶対だったから」(38歳・男性)
「民事訴訟まで本気で考えたほど、人間的におかしい奴がいた」(38歳・男性)
「嫌なお局がいたから」(33歳・女性)

自分ではどうしようもないケースが多い人間関係。人の性格はそう簡単に変えられない。耐えられないほど合わないと感じたら、辞めてしまうのが一番手っ取り早いのかも…。

【2位 低すぎる給与】
「給料が安くて生活が大変だったので」(37歳・男性)
「同じ仕事でも会社が違うと待遇も違うから」(35歳・男性)
「夜勤までやっていたのに今の日中のみの仕事の給料よりかなり安かった」(32歳・女性)
「給料が1.5倍ほどになった」(33歳・男性)

同じ仕事内容でも、会社によって違ってくるのが給料の問題。同じ労力でたくさんお金をもらいたいと思うのは当たり前のことだ。ただし、ほかの待遇面や労働環境なども比較して、慎重に検討したい。

【3位 長すぎる労働時間】
「フルフレックスの裁量労働制で、徹夜・土日出勤が当たり前だった。月の労働時間は230~300時間ほど。残業代は出なかった」(29歳・女性)
「みんなが終わらなければ自分が終わっても帰れなかった」(37歳・男性)
「定時がなく、夜遅くまで働き、ときには会社に寝泊まりすることもあったが、現職では基本定時、遅くとも2時間ほどの残業で帰れるから」(30歳・女性)
「残業時間は現在ほとんどなく、ワークライフバランスが保てていいと感じている」(38歳・男性)

長時間の残業や休日出勤が多いと、長く働くのが難しくなってしまうことも。若いうちは耐えられても、だんだん身体が持たなくなってくる…? ワークライフバランスを見直すために転職に踏み切る人も多いようだ。

【4位 仕事内容(やりたくない仕事をやらされるなど)】
「業務が事務、雑用、書類など技術的なこと以外でたくさんあった」(38歳・女性)
「保険の提案が嫌だった」(35歳・男性)
「販売する製品自体に興味がないのに、その関係の仕事をやらされたから」(34歳・男性)

いざ働いてみたものの、自分にはどうしても合わないと感じることだってあるはず。就職前に説明されていた仕事内容とは大きく違ったなんて場合にも転職は有効のようだ。

【5位 会社や業界の将来への不安】
「会社が資金難で、倒産の可能性があり」(34歳・女性)
「ワンマン社長だったから」(37歳・男性)
「前職が早期退職を募って将来的に不安になった」(32歳・男性)
「家族経営の中小企業から大企業に転職したので、倒産の可能性が低くなった」(29歳・女性)

企業の業績を一社員の力でどうにかするのはとても難しい。会社の未来に不安を感じたら、倒産などに巻き込まれぬうちに離れたいと思うのは無理もない。

3月は異動シーズン。現在の会社にいても状況が変わる可能性はもちろんあるが、転職すれば、今よりもっといい環境で仕事ができるかもしれない。それぞれにとってベストなタイミングで、最良の方法を見つけたい!

(笹沼杏佳)

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