自分の「年金記録」を調べたら…

えっ! 知らない間に“年金未納サラリーマン”!?

2004.08.05 THU

何人もの議員が未納・未加入期間のあった年金。基本的に1つの会社にずっと勤めていたサラリーマンなら厚生年金で、会社が納めてくれるから未納はないが、「自分は何回か転職したけど大丈夫か?」と思う人も多いはずだ。年金は最低25年間以上年金保険料を支払ってはじめて受給できる。それ以下だと65歳以降は1円ももらえない。

不安になってきたら、最寄りの社会保険事務所に行ってみよう。年金手帳を持参すれば、自分の年金記録を調べることができる。そこで2回転職を経験し、今は自営業のKさん(31歳男性)がトライしてみた。

Kさんは某販売会社に丸3年勤めた後、別の会社に転職している。社会保険事務所の相談員は開口一番、「ずいぶん加入期間が短いですね。もしかしたら年金手帳を2冊持っていませんか?」と驚きのお言葉。なんと、別の登録番号の手帳があることが発覚した。こうなると将来、加入期間を短くカウントされ、もらえる額が減るというミスが起きることもある。現在会社員で厚生年金の人なら会社、自営業で国民年金の人は社会保険事務所に申し出て、年金番号を一本化する必要がある。

さらに、ナゾの未納期間が発覚した。転職する際の退社日は要注意だ。たとえば7月30日金曜に退社、土日明けの8月2日の月曜から新しい会社に勤務したら、本人は「間を空けていないから未納はない」と思ってしまうが、これが落とし穴になる。年金記録の「資格喪失日」は、記されている月日の「前の月まで年金を納めていた」ことを示す。喪失日が「7月31日(※)」とあれば「納めていたのは前月の6月一杯」ということになってしまう。つまり、7月30日に退社なら、月末までたった1日のブランクでも、7月分は未納となり、自分で払わないといけない決まりなのだ。

未納分は過去2年までさかのぼって払えるが、「65歳までに計25年(300カ月)分納めればいいです」と相談員の方。とりあえずKさんはホッとした。

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