20代後半の「自発的失業者」が急増!

R25世代に流行中?「会社辞めて、のんびり転職活動」

2004.09.22 WED

今年に入ってから、企業の求人数は軒並み増加、完全失業率も14カ月連続で減少している。就職・転職「氷河期」がやっと終わったという状況だけど、気になるデータがある。

R25世代を中心に、「自発的失業者」、つまり自己都合退職して失業期間に入る人が増えているのだ。8月の失業者318万人のうち、107万人が自己都合退職。なかでも、25~29歳の自発的失業者が増えている。この理由について、転職事情に詳しいリクルートエイブリックの越前谷匡史氏は、「景気がよくなり、現場を任されている20代後半世代は、連日夜遅くまで働いている。忙しすぎて転職活動をする暇はない。そこで、辞めてしまってから転職活動を始める人が増えているようです」と分析する。

基本的に、辞める前に次の勤め先を決めるのと、辞めてから転職活動をするのでは、どちらが有利なのか。辞めずに転職活動をするのなら、収入減の心配なく精神的に余裕をもてるが、忙しくて指定された日に面接に行かれないなどのデメリットがある。一方、辞めてしまえば自由が利くので、そのぶん有利といえる。辞めてしまうと転職に不利という定説もあったが、実は「基本的に問題ない」(越前谷氏)らしい。

しかも、R25世代なら3~4カ月分の失業保険がつく。額は前職の月収の50~80%で上限があり、20代なら約19万円を限度に支給される。ただし、失業手当は自己都合退職だと、失業した日から3カ月は待機期間となり支給されない。だが、待機期間中は短期や単発のアルバイトをしても問題はない。収入は確保しやすく、納得のいく転職先を探すには有利といえる。

「転職のための離職は、多くの業界の会社に挑戦するいい機会だが、ブランクが半年以上になると、企業側がその期間、何をしていたか気にするため、選考上不利になることもある」(越前谷氏)。 アーティストの「充填期間」じゃないが、転職&リフレッシュ期間は、半年以内が賢明のようです!

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト