IT大国インド経済の成長に期待

中国の次はインド!?インド投資は儲かるか?

2005.01.27 THU

書店の株関連コーナーに並ぶ「中国株」の文字。そのタイトルを眺めてみると、「中国株で1億円儲けた」「いまからでも遅くない中国株」など、中国への投資を推奨する本がある反面、中国経済の弱点を指摘し、そのリスクをまとめた書籍が所狭しと並んでいる。その正否はともかく、中国が注目されていることは間違いない。

ところが、同じアジアの大国たるインドは、この手の投資本がまったく見られない。広い国土、世界第2位の人口(約10億人)、年7%を誇る高いGDP成長率、さらには英語のできる優秀なソフト開発者が多く、IT大国として注目されているのにもかかわらず、である。

なぜ中国株は騒がれるのに、インド株が騒がれないのか。答えは簡単。国内の証券会社がインド企業の株式を直接取り扱えないから(苦笑)。とはいえ、経済の成長性を考えると、インドへの投資に興味を持つ人は少なからずいるはずだ。

そこで注目したいのが、株式ではなくインド銘柄の投資信託。たとえば、マネックス証券や新生銀行などが取り扱う「HSBCインドオープン」は、インド株のみで構成された初の円建て投資信託である。毎月1万円から積み立てられる扱いやすさからか、昨年11月末の発売直後から人気となり、わずか1カ月あまりで15%以上も上昇した。しかし、昨年末に発生したインド洋津波被害の影響で、インド銘柄は軒並みダウン。1月18日現在、HSBCインドオープンは+6.2%まで下がっている。

とはいえ、現在のインドは政府主導で鉄道などの社会インフラの整備が進み、中産階級の世帯数増加によって家電をはじめとする耐久消費財の販売が拡大している。自然災害は一時的なダメージとなったが、中長期的にはインド経済そのものの成長性の高さは疑うべくもない。

はたしてインドへの投資は数年後、花を開き実を結ぶのか。中国のみならず、インドにもぜひ注目してはどうだろう。

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