国を挙げての開発プロジェクト

ナノテクが医療界でも大活躍!痛い注射なんてもう古い!?

2005.03.17 THU

これまでもR25で取り上げたように「臭くならない靴下」や「汚れない服」など、様々な衝撃製品を生みだしているナノ技術。そんな最先端技術が、医療界でもスゴイことになっているらしい。なんと、注射で血管にブスリとやらなくても、ナノ技術で、細かく砕いた薬を皮膚や肺から取り込むことが可能になるのだとか。さらば注射! いくら即効性があるとはいえ、オトナになってもやっぱり痛いの怖いもん。無痛バンザ~イ!

「ナノ技術が医療に貢献している部分は色々ありますが、注射でさえも無痛にすることが可能になるんです」

そう語るのは『日経ナノテクノロジー』編集長の黒川卓氏。え? どういうこと?

「蚊に刺されても、痛くないでしょ? それと同じことですよ。蚊の針のように細くて強度のある針を設計して、ナノ技術で人工的に作り出すんです。そうすれば、蚊に刺されたような感覚で薬を体内に取り入れられるんですよ」

へぇ~。まさに痛くもかゆくもないわけですね。でも、それって注射ですよね? 私、先端恐怖症だからやっぱり怖いかも。

「その針をシップのようなものに敷きつめれば、皮膚から薬を取り込むことも可能です。こういうと痛そうに聞こえますが、針は目に見えないほどの細さですし、患者さんは普通のシップを貼られるのと同じ感覚なんです」

そんな痛みを伴わない夢の構造改革が目に見えないところで進んでいたとは! 小泉さんにも聞かせてあげたいですね~。

「今では、その小泉さんが議長を務める『内閣府総合科学技術会議』というナノテクノロジー開発プロジェクトチームが中心となって、国家予算を投資して研究が行われているんです。世界でも日本のナノ技術はトップレベルなんですよ。手先の器用な日本人には向いているのかもしれませんね」

ナノ技術で、将来は病気の早期発見や副作用の減少、健康管理もできるようになるという。ナノテクは忙しい現代人の体を守る救世主かも?

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