愛・地球博の次は苦情・クレーム博覧会!?

あなたのクレームが未来のヒット商品を生む?

2005.05.26 THU

あんな商品あったらいいな、できたらいいなって思うことってありません? もしくは、ここをもうちょっと改良してくれたら、便利なのにって。そんな不満を解消してくれるサービスがあるんです。福井商工会議所が03年から開催している“苦情・クレーム博覧会”が、それだ。

まずインターネット上で、全国から苦情・クレームを募集。集まったクレームは事業趣旨に合致するかひとつひとつ審査され、データベース化される。そして、そのクレームのデータベースを有料で公開することで、商品開発に役立ててもらおうというわけだ。技術はあるけれど、それを生かすアイデアは持っていないという中小企業などが続々と参加し、人気を博しているとか。「みなさんのクレームを、新しいモノ作りに役立ててもらおうと思って始めました。これまで全国から1万件を超えるクレームが寄せられ、いろんな商品が開発されています」(広報担当者)

例えば、「賃貸住居では壁に画鋲などを刺せない」というクレームから、画鋲をさせる化粧面を持った壁付けハンガーが登場。また、「使用した後の傘は水滴で服が濡れて困る。傘を閉じたら水滴がすっと全部一気に流れ落ちるような傘がほしい!」という声を受けて、撥水性の極めて高い生地を使った傘「ヌレンザ」が発売され、ヒットしているとか。

しかも良いクレーム(?)を出せば、その人にもご褒美がもらえる。あわよくば希望の商品が開発され、不満が解消するだけではなく、お小遣いがもらえる仕組みになっているのだ。クレームを閲覧した入場者が賛同して、そのクレームに投票してくれれば、ひとりあたり100円が支払われる。例えば200人が投票すれば、2万円がもらえる計算だ。あなたのちょっとした思いつきが、人々のライフスタイルを変えるようなヒット商品を生み出す。そんなことがあるかもしれませんよ。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト