電子マネー、無人レジは普及する!?

「Edy」「おさいふケータイ」を導入した地方スーパーの成果は?

2005.10.20 THU

富士通から発売された無人レジ「セルフチェックレジ」が話題となっている。レジ店員を削減し、レジ待ち時間を短縮できる新商品だ。同社によると、欧米では02年頃からすでに導入されているというが、レジまで無人化とは、時代の流れを感じずにはいられない。

ところで、日本で“無人”のものといえば、昔から野菜などの無人販売があり、無人ガソリンスタンドなど、地方を中心に今では珍しくない光景となっている。

無人レジも、そのうちフツウの光景になるのだろうか。ふと目を向けてみると、そもそもスーパーには電子マネー「Edy」や「おさいふケータイ」など、様々なハイテクが導入されていることに気づく。

ハイテク=若者文化なイメージだが、実は地方スーパーでもいちはやく導入している店があり、利用者は主婦や年配層と聞くから、ちょっと意外だ。昨年11月に、「おさいふケータイ」「Edy」を導入した愛媛県のスーパー“リッチ”に話を聞いてみると、「レジの時間が短縮され、お客様にも喜んでいただいております。つり銭の渡し間違いがないですし、現金よりも気軽に買い物できるせいか、客単価もアップしています」(販売促進課・戸根正人さん)

もともと話題性を狙っての導入という面もあったが、各メディアで取り上げられることで宣伝になるなど、そのPR効果は大きい。いまのところは、コストをできるだけ抑えるため、レジ全台ではなく約半数に設置しているそうだ。

そんなハイテクに積極的な同店に、無人レジの導入についても聞いてみた。

「人件費削減にはなると思いますが、やはりお客様との対話が必要だと思いますし、対話によって固定客となるお客様が増えてくるとも思いますので…導入はいまのところまだ考えていません」(戸根さん)

無人レジ導入によるメリットは確かにあるだろう。しかし、地域密着のスーパーだからこそ、人と人とのふれあいから生まれるものもあるのだ。

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