意外と知らない自分の会社「定款」っていったい何?

意外と知らない自分の会社「定款」っていったい何?

2006.07.20 THU

「上場企業97%定款変更」――去る6月19日、日経新聞の一面トップにこんな見出しが掲載された。今年5月に施行された会社法改正を受けて多くの企業が定款を変更したとのことだが、そもそも定款って何? というか…なんて読むの?(苦笑)

答えは「テイカン」。これは、事業内容や目的、組織編成など、会社の基本ルールを定めた書類のこと。書類とはいえ、会社における「憲法」のような役目も果たすのだから、その存在は重要だ。

株式会社の場合は、「総則」「株式」「株主総会」「取締役、監査役及び取締役会」「計算」「附則」の6章からなる。法務局に提出する公的文書だけに記載事項は決まっており、基本フォーマットはネットでも簡単に手に入る。会社設立時に経営者が自分でつくることもできるが、司法書士などが代わりに作成するケースも多いようだ。

実際の定款ってどんなものなのだろう? とりあえず、有名企業の定款でも見てみるかなと、東京法務局を訪ねてみた。が、「利害関係がハッキリしない方にはお見せできませんし、法務局での保存期間は5年ですので…」と言われ、あえなく撃沈。
その代わり、「商号登記簿」の閲覧は許されていた。これは、会社の事業内容が記載された定款の一部分。同地域で同じ事業、同じ会社名は使えないため、会社設立の事前調査用に一般公開されているのだ。

ちなみに、サラリーマンでも自社の定款は閲覧可能。社内LANで自由にアクセスできる会社もあるが、実際に見たという人は意外と少ないのかもしれない。

定款をじっくり見ると、自社の意外な一面に気づかされることも。「うちの会社、世間を騒がせたアノ人が取締役だったのか!」とかね。とある出版社で働く知人にも聞いてみたら、「うちの会社、医薬品輸入業や保険代理業も登録されてるんですよ!」なんて言っていたし。今の業務だけではなく、将来のことも見越して書いているんですね。

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