大証で小口先物「日経225mini」発売

ところで! マネーの重要用語「レバレッジ」ってわかる?

2006.09.21 THU

7月から大阪証券取引所が取り扱いを開始した「日経225mini」が個人投資家に人気だ。日経225とは日経平均の別名。そして、日経平均とはご存じ、日本の代表的な株価指数だ。「日経225mini」はこの日経平均に関する先物取引の一種である。

大ざっぱにいうと「日経225mini」価格は日経平均と似た動きをする。安い価格の時に買って、高い価格の時に売れば差額が儲かる仕組みだ。その売買単位は日経平均の100倍。9月上旬現在、日経平均は1万6000円ぐらいなので「日経225mini」を最低単位買うと1万6000円×100=160万円相当の投資をしていることになる。この時、日経平均が100円動けば、その100倍となる1万円の損益が発生するのだ(手数料などは考慮せず)。ちなみに「日経225mini」の親玉である「日経225先物」は日経平均の1000倍と大きな売買単位。これに比べると、「日経225mini」は個人投資家がグンと利用しやすくなったのである。

先ほど「160万円相当の投資」と書いたが、実は「日経225mini」を買うのに160万円は必要ない。担保として、5~10万円程度の証拠金(証券会社によって異なる)を入れておけば、取引は可能なのだ。いわゆるレバレッジを利かせた取引ができるのである。

レバレッジとは「テコの原理」のこと。少ない自己資金で実質的に大きな金額の投資を行い、利益率を高くすることをいう。1万6000円の日経平均が100円上昇すると上昇率は約0.6%。この時、「日経225mini」を最低単位買っていれば1万円の利益が出る。5万円程度の証拠金でも最低単位の投資はできるから利益率は20%にも上る。これがレバレッジの威力であり、魅力なのだ。このようにレバレッジを利かせれば少額の資金で大きな利益率が狙えるわけだが、もちろん自分の予想と逆になればその分、大きな損になる。レバレッジは諸刃の剣なのである。

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