桜の開花、釣果情報…etc

情報源は一般ユーザーにあり!?モニター情報サイトの舞台裏に迫った!

2008.04.11 FRI


桜モニターのリアルな情報のお陰で、ちゃんと満開の状態でお花見できました! とはいえ、飲んでばっかでほとんど桜なんて見てませんでしたが…(写真左上は『さくらプロジェクト』のウェブサイト)
電車に乗る前には経路検索を、映画を観る前には上映情報をと、最近は何でもネット上のサービスに頼りがち。

この春、「花見に行くぞ!」と、桜の開花情報をネットでせっせとチェックした人も少なくないだろう。リアルタイム情報がPCやケータイで手軽に入手できるから、せっかく現地に行ったのに「すでに散っちゃってる」なんてリスクはほぼ皆無。数年前ならニュースなどで発表される曖昧な開花前線を頼りにするしかなかったのだから、世の中本当に便利になったものだ。

気象情報サイトの『ウェザーニュース』では、4年前から「さくらプロジェクト」を発足し、開花情報を提供している。このプロジェクトでは全国のユーザーが桜観測人(桜モニター)となり、各地の開花状況を写メで報告するという、人海戦術的な一大ネットワークを構築している。各地の桜の現況が写真で見られるのだから、これほど確かな開花情報もない。

「気象庁が提供してきた開花情報は、過去数十年の統計データからの予測ですが、弊社ではそうした統計に加え、全国の桜モニターからの情報を反映させ、よりリアルタイムな情報提供を行っています」(ウェザーニューズ・広報部)

具体的には、桜モニターに名乗りを挙げたユーザーが、家の近所や通勤途中にある桜の木を1本マイ桜に定めて、蕾(つぼみ)の状態から散るまでの状況を2~3日に1度の頻度で撮影する。桜モニターはその写真にコメントを加え、専用サイトからウェザーニュースに送信。そのレポートを「社内の専門スタッフが蕾の写真をチェックし、あと何日で満開となるかを予測して公開します」(同)というわけだ。

このような、ユーザーをモニターとするウェブサービスは他にもある。釣り好きには欠かせない各地の釣果情報提供などで、一般からの情報を活用しているのが『釣りキング』だ。全国の船宿からの釣果情報や、ユーザーからの釣果自慢を写真つきで募っている。

一般からの情報を使うメリットを、同コンテンツの裏キャラクター「T子姫」が教えてくれた。

「各地の船宿様から1日2度の釣果情報をいただくことで、とれたてピチピチの新鮮な情報をお届けできるのよ。それから、釣りをする人にとって釣果自慢はつき物。だから、『釣果を思う存分自慢しちゃって頂戴!』っていう場を提供している感じね」(T子姫)

身近な情報を提供することで皆が便利になる。IT全盛の現代でも、やっぱりみんなが知りたい情報は持ちつ持たれつなのだ。

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