不況で賃金カットも囁かれる昨今ですが

ボクらの給料って1年でどれくらい上がるの?

2009.03.02 MON


税金やら社会保険料やら、なんだかんだ天引きされ、手元に残るお金は意外と少ない初給料。いやいや、ガッカリすることはない! サラリーマンには「昇給」という素敵な制度があるのだから。実際、ボクらの給料はどのように上がっていくのだろう? そもそも昇給ってどんな仕組みなの?

「昇給は定期昇給とベースアップ(以下、ベア)に大分されます。定期昇給は年齢や勤続年数などに応じて、定期的に基本給を上げていくこと。年を重ねるにつれ職能レベルが上がっていくことを前提にした制度です。一方、ベアは企業全体の生産性向上を反映し、全従業員の賃金水準を底上げすることです」(ファイナンシャルプランナー・福一由紀さん)

経団連による2008年の調査では、回答を得た388社の昇給額は月額ベースで6662円。昇給総額に占める割合は定期昇給が94%、ベアは6%となっている。ん? ベアの割合が極端に低いけどなぜ?

「成果主義を導入する企業の増加が原因でしょう。年功序列、同期同一賃金という慣例に基づき従業員全体の給料を上げるベアはバブル崩壊後、すたれてきています」

ということは、同期入社でも昇給する人もいれば昇給しない人もいるってこと?

「定期昇給のなかに年齢とともに給料が上がる年功給的な要素を残している企業もありますが。簡単に給料が上がる時代でないことは確か。昇格試験をパスしたり、営業成績を上げるなど成果を積み上げていかないと昇給は厳しいでしょうね」

ちなみに経団連の統計資料によると、大卒の管理・事務・技術労働者(総合職)の標準賃金は22歳で20万8908円、30歳で32万2111円と約1.5倍の伸び。単純計算すれば1年で1.4万円ほど月給が上がることになる。全員一律に上がるわけはないが、頑張ればと希望がもてるデータだ。

「ただし、会社に貢献できなければ昇給どころか賃金カットの憂き目もありますよ」

給料は自力で上げていく時代なのですね。厳し~。


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