疑問解決! つながるコラム

納棺師(おくりびと)って稼げる職種なの?

2009.04.13 MON


映画『おくりびと』の公式サイト(http://www.okuribito.jp/)。同映画によると、「納棺師とはもともと、家族がやっていたものを葬儀社がやるようになって、さらにそれを専門的に受け持つようになったすき間産業…」なんだとか
みなさんは映画『おくりびと』をご覧になりました? 同作品が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことで、同時に注目されつつある葬儀業界。映画のなかで、新入社員に月給50万円をポーンっと支払う場面が出てきたのですが。

もしかして、おくりびと=納棺師(のうかんし)って、かなり稼げる職業だったりするのでしょうか?

あの映画で注目! 葬儀ビジネスの謎(2009年2月19日)
[「納棺師のほとんどは葬儀社の下請けです。葬儀費用自体がグロスでいくらという世界ですから、納棺師に支払われる代金も葬儀社の言い値になります」(ノンフィクションライターの窪田順生さん)]

納棺の費用は、だいたい葬儀費用全体の2~5%くらいは支払われるとのこと。葬儀費用が1000万円単位のものにもなると、100万円単位の代金を受け取ることもあるそうです。原価は仏衣にかかる費用くらいの微々たるものなので、利益率は非常に高いのだとか。遺体に触るのはちょっと怖いけど、その分だけ高い報酬があるってわけですね。

ちなみに、葬儀業界には最近、外資系企業も参入しているのだとか。東京銀座に本社を置く「オールネイションズ・ソサエティ」は、変わったシステムで業績を伸ばしているのだとか。それってどんな仕組みなんでしょう?

外資系企業も参入する葬祭ビジネス最新事情(2008年8月28日)
[「当社の特徴は生前予約を徹底すること。生きているうちに契約を結ぶので、落ち着いて交渉ができ、遺族に迷惑をかけることもないのです」(社長キャム・ジョン氏)]

通常は亡くなってから遺族が契約をするので、どうしても葬儀社のペースになってしまい、価格交渉もきちんとできない場合が多いのだとか。

葬式といえば、冠婚葬祭のマナーってたくさんあって覚えるのが大変ですよね。香典の包み方やら氏名の書き方とか。そもそもお葬式のマナーって、いつの時代に決まったものなの?

“常識”“正式”と受け継がれる冠婚葬祭マナーのヒ・ミ・ツ(2006年8月3日)
[現在正式なものと考えられているお葬式のマナーの数々が、一冊の冠婚葬祭マニュアルのなかで提案されたものだと指摘しているところ。70年に出版された『冠婚葬祭入門』(塩月弥栄子著/光文社)がそれ。]

「喪服に、真珠のアクセサリーをつけてもよい」「香典包みの中包みにも、金額と氏名を明記する」などのお葬式マナーは、その『冠婚葬祭入門』という本が広めたものだとか。よく常識や正式なんていわれてますけど、まさかたった40年前にできたマナーだったなんて。

ただ、冠婚葬祭のマナーは「相手を想う気持ちの上に成り立つもの」ですし、作法にとらわれすぎるのもよくない気もします。もしボクの葬式で焼香中の友人が、「あれ? いま(焼香を)何回やったっけ?」なんてことに気を取られて、ボクの死を悼んでもらかったりしたら、死んでも死にきれません!(って、その時はもう死んでるわけですが)

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