ネット通販で人気爆発

訳あり商品ヒットの裏に潜むいろんな“ワケ”を探ってみた!

2009.05.25 MON



写真提供/楽天市場
訳あり、というと何やらネガティブなイメージがつきまといますが、今やネット通販の世界では引く手あまたの人気キーワード。例えばネット通販業界最大手の楽天市場にて「訳あり」で検索すると、13万点ものアイテムがヒットします(4月末現在)。いったいこれは何か?

「訳あり商品とは、いわば規格外商品ですね。正規の商品としては販売できないけれども、機能や質は正規商品と何ら変わりがない、なのに安い、というのが特徴です」(楽天市場グルメ担当・小林正拡さん)

いわばアウトレット商品に近い訳あり商品。この誕生はいつごろから?

「7、8年以上前から楽天市場には存在していた言葉ですが、今ほど盛り上がったのは原油高だった昨年の夏以降ですね。脚が一本だけもげてしまったカニや、カステラやバウムクーヘンの耳の部分などが、販売早々記録的な早さで売り切れました」

事実、楽天検索キーワードランキングでは、07年1月には400位以下だった「訳あり」が、最近では8位にランクインするほど。訳あり商品にはどんなワケが?

「例えば梱包する箱の潰れや汚れ、箱自体ないもの。ラベルミスなどですね。商品自体に、傷や欠損があったり、サイズが大きすぎたり小さすぎたり、と見た目が悪いものもワケに当たります。またカステラの耳のように余りや切れ端を集めたもの、消費期限や有効期限が迫ったものもあります」

基本的にサイト上で説明しやすい訳が、ユーザー受けもいいのだとか。これだけ訳あり商品がもてはやされると、あえて訳を作っちゃう業者もいたりして。

「さすがにそれはないでしょうけど(笑)。従来ですと廃棄したり、セール品として販売されていたアウトレット品も、訳をしっかり説明することで売り上げにつながるかも、と店舗さんにご提案もしています」

つまり、消費者の「賢く買い物したい」という欲求をうまく満たしたのが訳あり商品、と小林さん。じゃあ、訳あり男子も売り方次第によってはヒットするかしら?


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