天皇御在位20周年記念金貨も間近!

47都道府県のデザインに注目!「記念貨幣」発行ラッシュ開始

2009.07.16 THU



画像提供/財務省
昨年から47都道府県ごとにデザインの異なる500円と1000円の記念貨幣が、毎年度発行されているのをご存じでしょうか? これは地方自治法施行60周年を記念しての事業で、すでに7県分が発行もしくは準備され、来年度には、さらに6県分の発行が予定されています。一方、天皇陛下御在位20年記念金貨幣の発行も今年度中に計画されており、地味ではありますが記念貨幣発行ラッシュという様相を呈しています。昔からお祝いごとがあるたびに発行される記念貨幣ですが、具体的にどういう目的で作られているんでしょうか? 経済効果を狙っているの?財務省の理財局国庫課通貨企画調整室の方にお話を伺いました。

「記念貨幣は、法律上、国家的な記念事業として閣議の決定を経て発行されることとなっており、これまで発行された記念貨幣のテーマを分類すると『皇室の御慶事に関するもの』『国際的行事に関するもの』『国家の構造、主権に関するもの』『国家的プロジェクトに関するもの』の4種類となります。純粋にこれらの出来事を記念し後世に残すために発行されるのであって、経済効果を狙ったものではありません」

今までに、50以上の記念貨幣が発行されているそうですが、なぜ記念貨幣ばかりで、記念紙幣がないんでしょう?

「日本では法律上、記念紙幣はないので記念貨幣しか発行されていません」(同)

なるほど。日本では記念紙幣は発行できないんですね。今回の1000円貨幣は、鮮やかな彩色が特徴的ですが、他にも普段流通している貨幣との違いはあるんですか?

「500円硬貨に取り入れられている『斜めギザ』を発展させた『異形斜めギザ』、3種の金属を合わせた『バイカラー・クラッド』など偽造防止技術を盛り込み、硬貨製造の技術を練磨しています」(同)

過去を振り返るだけじゃなく、未来のことも考えてるんですね。これらの技術が盛り込まれて、将来どんな硬貨が発行されるか楽しみです。


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