目指せ! 宴会王

第2回 腹をくくって宴会ヒーローになれ!

2009.12.10 THU

目指せ! 宴会王


舞台に立った瞬間からオンになる。作戦は、第一声から、腹から声を出すことだ。おっ、みんなが注目し始めたぞ! イラスト/もりいくすお

決め手は第一声にアリ!?



アガリ性のオレ。宴会の本番ではなにをやっても中途半端。人の注目が集まるだけで緊張して口の中はカラカラ。正直いままでウケたためしがない。自分でもわかってるんです。オレに必要なのは度胸なんだぁー!

というわけで、宴会芸にあたってのメンタルコントロール方法ってないんですかね? 『笑いの教科書』(春日出版)などの著書で知られる、瀬沼文彰氏に聞いてみました。

「プロの芸人さんでも、舞台に上がるとハジけまくるのに、楽屋に戻ると静かな人はたくさんいます。彼らは極限まで自分を追い込んでいるからこそ、オンになった瞬間、テンションを最大限まで上げることができるわけです。オフからオンに切り替えるポイントは、舞台に立った瞬間から、腹から声を出すことでしょう。腹から大きな声を出すだけでも、気分は上向きになるものです。宴会芸だって同じことがいえます。ネタの内容はどうであれ、普段から知っている人のテンションが突然上がったら、見ている人はそれだけで面白いと感じるものです。要は、どうせやるなら格好つけずに腹をくくれ、ということです」 む。確かに緊張しながらの芸って、なんか見てる方にまで伝染して、気まずくなってきたりしますからね。えぇ、わかります。緊張が伝染してるのを見てさらに緊張するという負のスパイラルに陥るのがいつものボクのパターンですから。

「よっぽどの芸達者でもない限り、プロの芸人さんのようにネタそのもので笑いを取ることは難しいものです。笑わせたいと強く思うことはもちろん大切ですが、宴会芸の本質は、見せる側と見る側の心のキャッチボールにあります。普段から知っている人間が『場を盛り上げようとして奮闘している』姿こそが宴会での笑いの本質なんです。その本気度が見る側に伝わりさえすれば、少々失敗しようが、ネタがスベろうが、『良かったよ!』という評価につながるのではないでしょうか」

他の人の宴会芸を見ていても、笑えるか笑えないかの境目はそこにあるような気がしてきました。先生、見えてきましたよ。もしかしたら宴会芸で大事なのは、変に笑わせようと思わずに腹をくくって吹っ切れること。むしろ、出だしから笑われるくらいの方が好印象なのかもしれませんね。 皆さんの宴会・忘年会に関する投稿を募集中!右下の投稿ボタンから投稿してください。

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