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読書好き用SNS「ブクログ」 20万人のデータを基に「本屋大賞」を予想

2010.02.02 TUE

噂のネット事件簿


「いつかもう少し一般のみなさんの意見を反映できるような賞…ブクログ大賞みたいなものも開催したいですね」とは「ブクログ」運営者の弁 ※この画像はスクリーンショットです
2004年に「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」をキャッチコピーに産声を上げ、今年で第7回を迎える書店員による文学賞「本屋大賞」。4月20日に発表される「2010年 本屋大賞」の受賞作発表の前に、読書好き用SNSの「ブクログ」運営者が大賞の予想を行っている。

本屋大賞と同じ2004年に誕生した「ブクログ」は、ユーザーが読んだ本や、視聴したCDやDVDなどの履歴をネット上の仮想本棚に記録できるSNS。ユーザーは、各作品の5段階評価やレビューなどを通して他ユーザーとの交流が可能で、仮想本棚はブログパーツとして利用することも出来る。20万人を超えるユーザーが会員となっており、同種のサービスでは最大の規模を誇る。

そんな「ブクログ」の運営者が、大賞にノミネートされた10作品の評価データをもとに、本年度の大賞を予想している。本年度は、1、2巻合わせて200万部ほどを売り上げた村上春樹の『1Q84』や、芥川賞作家の川上未映子『ヘヴン』などの話題作がノミネートされており、混戦が予想されているという。

運営者は、作品の登録数(読まれた数)や評価平均などをもとに候補作品をリストアップ。登録数が1233、評価平均が4.09と、ともに高水準の数字を誇った期待の女性作家・有川浩の『植物図鑑』の受賞を予想している。「特濃ベタ甘ラブストーリー」を謳った同作は、若い世代からの支持を集めた様子。なお、登録数が最も多かったのは『1Q84』、評価平均が最も高かったのは、冲方丁の『天地明察』だった。

本屋大賞は、「『本のプロ』である書店員は、優れた本を目利きする能力もあるはず」との発想のもとに生まれた文学賞だ。果たして全国の「読書好き」のデータを基にした予想は的中するのだろうか?

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