今週の思い出懐かしゲー

RPGで重要なのはストーリーだ! ということを教えられる1本

2010.03.10 WED


自動で進行する戦闘を勝ち抜くためには、部隊の編成がカギとなる。1部隊に組み込めるのは最大5人(大型モンスターは2人分の枠が必要)で、職種や前衛・後衛の配置の組み合わせによって戦力が大きく変化するため、部隊づくりで試行錯誤することも面白さのひとつとなっている (C)1999-2010 Nintendo (C)1999 SQUARE ENIX CO.,LTD.
映像技術の進歩により、美麗なムービーを盛り込んだロールプレイングゲーム(以下、RPG)が当たり前になっている昨今。しかし、映像のすごさに比べると内容が何か物足りない…というタイトルも少なくない。そう、ストーリーが面白くなければ、そのRPGの魅力は大きく損なわれるのである! 今回、自信を持って紹介する『オウガバトル64』は、こだわり抜いたストーリーが魅力の1本だ。

本作は、神話時代の神と悪魔の戦いに起因した人間の戦争を題材とした「オウガバトルサーガ」の一部を描いている(全8章のうちの第6章にあたる)。ファンタジー要素が強い世界観だが、国家・宗教・理念・嫉妬・復讐など人間味のあるスパイスが絶妙に加えられているため、ドロドロとしていながらも奥深いストーリーが楽しめる。また重要な場面では、「ゆとりがあるからこそ、多くの者を思いやることができる。…私情を捨て戦うことができる。」といった含蓄のあるセリフが次々に飛び出し、物語にどっぷりと浸らせてくれるのもオウガバトルシリーズ特有の魅力といっていいだろう。

ゲームシステムは、マップ上に配置された敵味方が同時に行動していくリアルタイムストラテジー。敵と味方が接触すると戦闘(戦闘は自動で進行)となり、拠点を守るボスを倒すとクリアだ。シミュレーションRPGにしては、1マップのプレイ時間も短めでサクサク進めることができるため、初心者にもオススメできるつくりとなっている。

前作にあたる『伝説のオウガバトル』と『タクティクスオウガ』もバーチャルコンソールで配信されている。物語的にもつながっており、前者は全8章のうちの第5章、後者は第7章を描いている。あらかじめプレイしておけば、本作の楽しさがアップすること間違いなしだ!
(橋口優也)

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