オトコを磨く夜遊びのススメ

第5回 オトコだらけの夜の華道教室を探訪

2010.04.01 THU

オトコを磨く夜遊びのススメ


【今回の夜遊びスポット】映画監督としても知られる第三代家元・勅使河原宏氏が82年に設立した「草月流いけばな 男子専科」。あの假屋崎省吾氏も熱心に通っていたとか。体験レッスン(花材費込3150円)もあり。 東京都港区赤坂7-2-21/TEL.03-3408-1209 http://www.sogetsu.or.jp

日本の美「いけばな」の総本山に潜入してみた



季節は春、まさにお花見シーズンど真ん中。この時期ばかりはひととき仕事を忘れ、満開の桜の下で自然を堪能する…なんて風流に浸りたいのはやまやまなれど、実際には花を軽く眺めて酒メイン! というのが毎年の通例のような?

花より団子もいいけど、大人のオトコのたしなみとして、そろそろ四季を愛でるくらいの余裕は持ちたいもの。そこで向かった今回の夜遊びスポットは、東京・赤坂にある「いけばな草月流」の本部教室。月3回、平日夜に開かれる「男子専科」は、その名の通りオトコだらけのいけばな教室だ。

「もともといけばなは茶道と同じく、武家社会の男性たちが生み出した文化のひとつです。現在では女性が担い手の中心となっていますが、日本的な美の感性を磨きにやってくる男性も少なくないんですよ。いけばなの美しさは、余分を省いていく“引き算の美”です」

とは、男子専科の指導を受け持っている草月流師範会理事の浅井秀英先生。 「草月流のいけばなは、型に縛られず、自由な発想と個性を生かすのが特徴です。それだけに、いけた花にその人の心のあり方が反映されるんですよ。ストレスを抱えたままいけた花は悩んだ花になります。日常を忘れて、まっさらな心で没頭することが大切ですね」

そんなわけで、僕も初めてのいけばなに挑戦。先生のレクチャーと教科書を踏まえつつ、自分の感覚で自由にいけてみる。この枝はもっと手前がいいか…花びらはもう少し控えめに…などの試行錯誤の末、紅すももとスイートピーによる「盛花」がなんとか完成! 作業時間は30分程度だけど、取材を忘れてのめりこんでいたような。思えば、こんなに真剣に花を眺めた経験はかつてなかったなあ…。花の美しさと向かい合う、この態度が風流なのかも。

ちなみに、男子専科に通う生徒は、一般のレッスンを受講することもできる。そちらは男女比1:9を超える割合で圧倒的に女性が多いとか。女の園にあえて飛び込むのも刺激的だけど…ストイックに自分と向かい合うなら、やっぱりオトコだらけの世界の方がいい? あなたのお気に入りの寄り道スポットを教えてください。右下の投稿ボタンから投稿ください。

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