カネをかけずに馬主気分!

競馬ペーパーオーナーゲーム 人気の秘密はどこにある?

2010.08.19 THU



写真提供/日本中央競馬会
ここ数年、若い競馬ファンの間で「ペーパーオーナーゲーム(以下POG)」が流行中だ。POGとは、競走馬の仮想オーナーとなり、実際のレースでの獲得賞金を競う競馬ゲーム。多くの場合、2歳馬のデビュー(6月)からダービー(翌年5月)までの1年限定で行われ、競馬雑誌などが主催するPOGでは、賞金が支給されるものが多い。参加料はタダなので、お金をかけずに馬主気分を満喫でき、うまくいけば賞金をゲットできるのだ。このPOGの流行について、『POGの達人』(光文社)を監修している競馬評論家の須田鷹雄さんに聞いてみた。

「POGのブームは10年ほど前から。期間が決まっていて毎年違う馬が対象になるので飽きが来ず、ブームが長続きしているんでしょう。一口馬主になりたい人が、ノーリスクのPOGで勉強する例もある。JRAの馬券売り上げが年々ダウンし、競馬雑誌や専門誌の休刊・廃刊が相次いでいる中で、POG関連媒体だけは堅調です」

競馬以外にも、似たシステムのゲーム「ファンタジーベースボール」などがあるが、ルールの複雑さもあって、日本ではあまり普及していない。一方、POGは指名した馬をひたすら追いかけるだけというシンプルさ。このわかりやすいシステムも、広く定着した要因の1つのようだ。

ところで、例年POGのスタートは6月。今からでも楽しめるPOGはあるの?

「たくさんあります。私がかかわっているものでは、デビュー直前まで指名が可能な『JRA―VAN POG』がおすすめ。指名の最終締め切りは年末ですから、まだまだじっくりと指名馬を選べますよ」

今年の皐月賞(GI)を制したヴィクトワールピサのデビューは10月。過去にも秋にデビューした活躍馬は多く、今からでも十分楽しめそうだ。今年はディープインパクトの子供もデビューする。競馬に興味はあるけれど、いきなり馬券を買うのはちょっと…という人は、POGから始めてみては?
(鼠入昌史/Office Ti+)


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