今週は“オトナの夜遊びを知る映画”

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

2010.10.13 WED


This motion picture: (C)2009 IFP Westcoast Erste GmbH & Co. KG. Story and Screenplay: (C)2009 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures. Original Score: (C)2009 Warner-Hollywood Music, LLC
体力も時間もあった学生のころに比べると、無茶な夜遊びをしなくなった人が多いだろうR25世代。眠れるときには眠っておきたい、派手に遊んで無駄づかいするのはイヤだ……それもオトナの分別だが、たまにはハメを外して楽しむ時間も必要。ドカンと遊んで、仕事で鈍った気持ちをリフレッシュするのがオトナの夜遊びだ。そこで、ひさしぶりにバカ騒ぎに繰り出したくなる映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を紹介しよう。

アメリカでは、結婚式の直前に、新郎とその友人たちが最後の夜遊びに繰り出す習慣がある。残りわずかな独身の自由を満喫するわけだ。結婚式を2日後に控えたダグ、友人のフィルとスチュ、婚約者の弟アランもその例にならい、ラスベガスで大騒ぎの一夜を過ごす。

高級ホテルのスイートで酒を浴び、前後不覚に酔いつぶれて気がつけば翌朝。二日酔い(ハングオーバー)の重たい頭で部屋を見渡せば、クローゼットにはなぜか赤ちゃんが一人、そしてトイレには虎が!? しかも式を明日に控える新郎は行方不明ときた。一体何が起こってこんな事態になったのか、婚約者からの鳴り止まない電話に急き立てられながら、友人たちはあやふやな記憶を必死にたどる。そして記憶を取り戻すたびに登場する、奇想天外な人物たち……狂乱の一夜のすべてが明かされるエンドロールまで、大笑いしながらも目が離せない。

大酒をくらい、悪ふざけの限りを尽くして、翌朝は胃痛と頭痛……百害あって一利なし、のはずなのに「楽しかった!」と思い出す夜が誰にもあるのではないだろうか。意味のあることを合理的に追い求めるのが仕事ならば、意味のないことをデタラメに楽しめるのが友人たちとの夜遊び。その貴重さを思い出しに、たまには誘い合わせて飲み屋へ出かけよう。
(ダ・ヴィンチ編集部 関口靖彦)

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