不要な金製品を高値で売れるチャンス!

史上最高値の更新で続々! 金の買い取りショップ増加中

2010.10.21 THU



写真提供/ロイター/アフロ
帰り道に、街の様子を観察してみてほしい。「貴金属買い取ります」という売り文句を掲げた小さな店を見つけられるかもしれない。金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎さんは貴金属買取店が増えていると語る。

「その理由は金(ゴールド)の高騰。いま、金の価格は史上最高値を更新中です(10月15日現在)。05年の金の年平均価格は444ドル/1トロイオンス、それが09年9月には3度目の1000ドルを突破。以来高値をキープしています」(亀井さん)

金の価格高騰の原因は08年の金融危機。通貨、株、債券に対する信用の低下から、それ自体に価値があり、どの国の信用にも基づかない金の投資需要が高まったのだ。

「そこで家庭に眠っている貴金属に白羽の矢が立ちました。家計の足しに、使っていないジュエリーを売りたいというニーズもあり、集めた金を精錬会社に売ることで利益を出す業者が増えているのです」(同)

つまり買取業者は金を再び市場に流通させる役割も担っているということ。では、どんな貴金属が持ち込まれるのだろう?

「古くなった指輪、片方なくしたピアスなどが多いです。貴金属ジュエリーはブランドや保存状態ではなく、18金や24金などの金の純度と重量で価値が決まります」

とは田中貴金属工業の貴金属ジュエリー買取事業「RE:TANAKA」の林 義治さん。昨年6月にスタートし、9月の買取件数は昨年の倍の7000件に及んだ。

「買取価格はその日の市場での取引価格によって変動します。10月1日であれば18金が1グラム2448円。一般的な指輪が4グラムくらいなので、およそ1万円となります。RE:TANAKAで買い取った金は、自社工場で金塊に戻し、投資用の地金だけでなく、新しいジュエリーや、精密機器の部品など工業用製品として生まれ変わるのです」(同)

金が高騰中のいま、使っていない金をお金に換えるいい機会かも。あなたの家には金が眠ってませんか?
(加藤克和/verb)


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