お手軽「ながら雑学王」への道

第2回 昼の“ながラジオ”で「モノ言う」男らしさを学べ!

2011.01.27 THU

お手軽「ながら雑学王」への道

奥さまだけのモノじゃない! 男性リスナーも多い昼番組



昼食の後は外回りやデスクワーク。そんな昼ジカンでも、インターネットを通じてPCやスマートフォンでAM・FMなどラジオ放送が聴けちゃう便利ツール『radiko(ラジコ)』があるので“ながラジオ”もバッチリ。ボクは営業先への移動の最中に聴いてみることにしました。するとイヤホンからは、何やら部長の怒鳴り声にも似たオッチャン(もとい、オジさま)の声が! そのテンションにちょっと圧倒されつつ、さらに聴いていると――思ったことをためらうこともなく、ズバズバ発言を連発。いや~聴いてるだけで気分がスッキリするなぁ…って、気がつけばこのペースにハマっちゃったみたいです。ということで、すぐにradikoで番組表をチェック。この声の主は、大阪MBSラジオで月曜~金曜のお昼に放送中の人気番組『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』でパーソナリティを務める近藤光史さんのようです。
そんな大阪のお昼の顔(声?)“コンちゃん”こと近藤さんに聞いてみました。昼のラジオ番組って“主婦向け”っていうイメージがあったのですが、実際のところはどうなんですか?
『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』は10年以上続く、まさに大阪のお昼の看板番組。「ラジオって、ホンマにおもろいねんで。radikoができたんやから、若い人たちもぜひ上手にラジオを聴いて欲しいですわ」と近藤さん。
「番組スタート当初から男性のリスナーが多いんですよ。ウチの番組は政治に経済、事件や事故など硬派なニュースを扱うからかなと。でも、小難しい解説をするわけじゃないんですよ。庶民として“おかしいやないか!”と思ったニュースに、おかしいと言ってるだけ。ガンコ親父のごとく噛みつくわけです(笑)。公正中立をうたって事実のみを伝えるメディアも多い中、一歩踏み込んで意見が言える。ラジオの最大の魅力は、そこにあるんでしょうね。男性から支持していただいている理由も、たぶんそういった『憤り』に共感を持ってもらえるからではないでしょうか。そのぶん反感もありますが(笑)、リスナーのご意見も聞きながら触れ合える点も楽しいところですね」

なるほど。なんだか父親や年配の上司の話を飲み屋で聞いているような(なかなか行く機会がないけど…)、そんななんともいえない独特の親近感がありますよね。
「まあ、町のオッチャンが飲み屋で隣の若者をつかまえて『なっ、おかしいと思わんか?』と言うてるのに近いですけど(笑)。ただ、それが大事なんです。中庸であることを求められて育ってきた若い人たちは、今、何か道しるべになるような意見を求めているのかも知れませんね。政治であれ何であれ“仕方ないこと”としてあきらめていたことに対して、ガツンと言う先輩たちの意見を。で、それが正しいか正しくないかは自分で考えて、判断すればいいんですよ。そして飲み屋のオッチャン同様、ラジオはリスナーと非常に近い存在であって、基本1対1の世界ですからね。いろんな話を聞いて“しんどいのはオレだけと違うんや”とか“ほんまにアホやな”と共感できる、その距離感がほかのメディアとは大きく違うところだと思いますね」

確かに。昼ジカンに仕事をしながら聴くには最適ですね!

「テレビは映像も字幕もあるから、仕事に集中できませんよね。だから働く若い男性に、もっとラジオを聴いてもらいたいですよ。今まで興味がなかった話、知らんかった話が必ず聞けますから。情報の『寄せ鍋』であり『闇鍋』であり、でも取り出して食べたら意外と旨い(笑)。ラジオのそんなごった煮のよさを楽しんでもらえたらいいと思っています」

仕事の合間にニュースやさまざまな情報を入手できるだけでなく、しっかりと自分の考えを持って「モノ言う」ことの大切さも学ぶことができる昼ラジオ。たまには聴いた話を酒席で上司や父親にぶつけてみるのもいいかも! 世代間を越えるコミュニケーションツールにもなりそうですな。

※現在radikoが聴取可能なエリアは各放送局の放送エリアに準じた関東エリア・関西エリアになります。今後は他エリアにも拡がっていく予定ですが、現在のエリア外での聴取はできませんので、配信エリアについて詳細をradiko.jpのサイトでご確認ください。 投稿募集はこちら ニュースから流れる情報に対して、文字通り“モノ言う”メディアがラジオ。その神髄を昼ラジオで体験できました。そう、まさに「こんなにおもろいもの(=ラジオ)を聴かないなんて、もったいない!」(近藤さん談)。ということで、さらなるラジオの楽しさを探るべく、次回は夕方の“ながラジオ”体験をしてみたいと思います。



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