日本最大の総面積221平方メートル

テニスコート並みの大きさ! 巨大鉄道ジオラマの魅力とは?

2011.03.25 FRI



富井昌弘=写真photography MASAHIRO TOMII撮影協力/JR東海http://museum.jr-central.co.jp/
九州新幹線も全線開通だし、東北新幹線も新青森開通+新型車両を投入で、このところ鉄道各社および鉄道ファンが活気づいてますが、実はひそかに繰り広げられてる熱きバトルが。それは鉄道ジオラマ面積で日本一をめぐる戦い。といっても、展示施設は鉄道各社の博物館中心なので、みなさん競争とはおっしゃらず。

「ジオラマは規模の大きさだけでなく、細部にまでこだわった精密な作りを楽しんでもらえれば。ひとつの世界がそこにあるかのような臨場感には自信があります」

とは、めでたく“日本最大”の鉄道ジオラマを完成させた『リニア・鉄道館』(名古屋市)を運営するJR東海さんの弁。3月のオープン直前まで同社とのサイズ競争が注目されつつ、僅差で2位となった『ジオラマ・京都・JAPAN』(京都市)の嵯峨野観光鉄道さんは「大事なのは展示の中身。今後も随時、改良や更新を続けてます」。これまで日本一だった『鉄道博物館』(さいたま市)のJR東日本さんも「面積へのこだわりはありません。ジオラマ以外にも、楽しめる展示をたくさんご用意しております」と、いずれもさすが、大人の対応。

それにしても、事前にそれほど興味がなくても、実際に目の前にあると時間を忘れて見入ってしまいますね…。ジオラマ展示に定評のある『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館』の岡本さん! なんですかこの楽しさって?

「ある情景を俯瞰しつつ、細部を自在に観察できる視点を手に入れる喜びがありますね。良いジオラマは例外なく、ディテールに非常にこだわっていて、たくさんの小さな物語を想像させてくれる仕掛けが施されています」

ちなみに“ジオラマ”はフランス語で、小さな箱のなかに風景画や物を置き、照明効果で本物っぽく見せた仕掛けが始まりとか。ガラパゴス日本で巨大に進化した仕掛け箱、絶対ハマりますよ~。
(及川 望)


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