「謝らなくていいんだよ」には、女子としてグッときました

井上真央

2011.04.21 THU

今週の彼女

1987年1月9日生まれ、神奈川県出身。4月29日公開の映画『八日目の蝉』(全国松竹系)の主演のほか、NHKの連続テレビ小説『おひさま』では、激動の時代を生きるヒロイン・陽子役で出演中
映画『八日目の蝉』では、父親の浮気相手に誘拐され、4歳まで育てられた女性・秋山恵理菜を演じた井上真央さん。淡々と力強く生きながらも、ときおり割り切れない思いを滲ませる難しい演技に挑みました。

─ なかなか重いテーマでしたね。

「はい。登場人物の気持ちを理解して、消化するのは大変でした。ただ“他人の子を誘拐する”のは、たしかに犯罪だけれど、女性として、犯人の気持ちが理解できる部分もあったんです。“母性”というのは、それほどまでに強いものなのかもしれませんね」

─ 懸命に生きる女性たちとは対照的に、映画に登場する男性がみんな“だらしない”のも印象的でした。恵理菜の不倫相手のような男性に魅かれる気持ちはわかりますか?

「恵理菜が求めていたものとは違うのかもしれませんが、私には“どうしようもない人”としか思えませんでした。口ではなんとでも言えるけど、結局、彼は行動(離婚)しなかったので。ただ、彼が恵理菜に言う『謝らなくていいんだよ』という言葉には、女子としてグッときました。原作でも印象的でしたね」

─ では逆に、男性のどんなところに惹かれます?

「やっぱり男性は、何かに一生懸命になっている姿が魅力的だと思います。たとえば、仕事に対して熱意や情熱を抱いて、それをちゃんと実行できる人。ただ優しいだけの人よりも、尊敬できる人がいいですね」

厚地健太郎=撮影photography KENTAROU ATSUCHI宇野浩志=取材・文text KOUJI UNO菊地美香子(No.9)=ヘア&メイクhair&makeup MIKAKO KIKUCHI平林和男=スタイリングstyling KAZUO HIRABAYASHI衣装協力/ナノ・ユニバース 東京

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