いざ、という時すごく頼りになる!

6時起床、8時半から訓練…自衛隊ってふだん何してるの?

2011.05.19 THU



画像提供/陸上自衛隊東部方面総監部/広報室
東日本大震災に際して、自衛隊は被災地に総勢10万人以上の隊員を派遣。救助者は1万9247人(4月28日現在)にも及び、活躍に注目が集まっている。

今も被災地の復興支援に当たっている自衛隊員。普段、駐屯地ではどんなスケジュールで、何をしているのだろう? 陸上自衛隊東部方面総監部・報道班長の中村幸治さんに伺った。

「起床は朝6時。点呼と清掃の後、朝食を摂り、8時半から訓練を開始して、終業は17時15分。平時における自衛隊員の仕事は“訓練”なので、これが一般的な1日です」

具体的には、どんな訓練をしているんですか?

「陸自には歩兵部隊の普通科に加え、機甲科、化学科など16の職種があり、それぞれが専門的な訓練を行っています。共通しているのは、体力練成や射撃、格闘など。その他、有事に水や糧食、通信・移動の手段、就寝場所などを独力で確保するための様々な訓練を行います。穴を掘ったり、車両の整備をすることも大切な訓練です」

では、災害救助のための訓練はどのくらい行っているんですか?

「実は“災害救助”と銘打った訓練は行っていません。つまり、各科の普段の訓練がそのまま、災害救助・救援に役立っているんです」

有事に備える各科の訓練内容から、災害時の役割も自然に決まっているようだ。例えば、被災地で「施設科」が担当する道路整備には、陣地の構築を行うための訓練が活かされているそう。

ちなみに自衛隊員も、訓練が終わったら駐屯地の外に出て、遊ぶことはあるんでしょうか?

「夕食後は22時半の点呼まで自由時間なので、外出する隊員もいます。ただし、緊急事態に備えて平日は隊員の半分、休日は3分の1が常に駐屯地で待機する規定があり、外出には申請が必要です」

常に万全の備えをしているからこその、今回の活躍。頭が下がります。
(橋川良寛/blueprint)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト